美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
●専攻の学び
本校には,日本画・洋画・彫刻・漆芸・陶芸・染織・デザイン・ファッションアートの8専攻を設置しています。全国の他の美術専門の学校には設置されていない,漆芸やファッションアートのような専攻もあります。かつては,「科」と呼んでいて,入試の際に「科」ごとで合格者を決定していました。つまり,それぞれの「科」で入学し,「科」で卒業するという時代がありました。2004年から学科改編し,入試も美術工芸科1科で募集して合格者を決定するようになりました。入学して1年生の間は,専攻には分かれず,「造形表現」という科目を前期は週4時間,後期は週6時間学びながら,1つの専攻に絞っていって,2年次から2年間専攻の実習を学ぶ形に変わりました。
●1年 「造形表現」
この科目は,本校で学ぶ専攻の基本になる科目です。入学して当初,8つの専攻につながる8分野の実習を学びながら,約2か月間,毎週4時間順番に8つの分野の実習を進めます。これまで経験したことがないような実習を行い,毎週異なった分野の作品を制作することができます。
すべての生徒が8分野の実習を一通り経験した後,5月下旬に2・3年生の専攻実習見学会を開催し,各専攻の特色ある実習のガイダンスを受けます。その後,8分野から3分野選択し,各自が選択した3分野の実習を順番に前期末まで行います。
後期からは,3分野からさらに選択した2分野の実習を,毎週3時間ずつ並行して学びます。1年生の2月に最終1分野の専攻を決め,2年生から1つの専攻の実習を2年間取り組みます。
入学前から1つの専攻を決めるのではなく,8分野の作品制作を少しずつすべて経験しながら約1年間かけてじっくり考えて「専攻」を決定できるという本校のしくみは,生徒からも高評価を得ています。
●「造形表現」第1期 8分野実習の様子
・日本画分野 ・洋画分野
・彫刻分野 ・漆芸分野
・陶芸分野 ・染織分野
・デザイン分野 ・ファッションアート分野