美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
●美術「で」学ぶ
本校では,自ら作品制作をするだけでなく,美術の学びで身に着けた力を活用しながら,社会(学校外)とのつながりで出てきた課題を考察・研究し,その結果を表現・発信するという学びを行っています。この学びを通じて培った力は,美術の学び,作品制作においても発揮することができます。
文部科学省は,令和4年度(2022)から実施する新しい高等学校学習指導要領で,「社会に開かれた教育課程」ということが大切であるとしています。具体的には,よりよい社会を創るという目標を社会と共有すること,これからの社会を創っていく子どもたちに必要な資質・能力を教育課程で明確化すること,学校教育を学校内に閉じず,社会と連携,資源の活用をして教育課程を実施するということです。本校では,すでにそのようなことを踏まえた学びを実施しています。
●行政機関とつながる-1 京都市交通局
・デザイン専攻では,これまで京都市交通局からの課題提案を受け,地下鉄の魅力向上やマナー啓発の企画・提案などに取り組みました。企画提案の発表の際には,京都市交通局他,外部から専門家をお招きし,講評をいただきました。提案した中から実際に採用していただいたものがあります。
・アートフロンティアコースの総合的な学習の時間(現在は総合的な探究の時間)の授業で、京都市交通局から市バス観光系統の車内広告スペースに京都をテーマにしたアート作品を、という提案を受け、自分たちで調査・研究したり大学の先生から講義を受けたりしながら課題に取り組みグループごとに作品制作をしました。実際にバスの車内に掲示され,京都駅前のお披露目式には、門川京都市長から感謝状を贈呈していただきました。
※写真
・明治150年記念京都交通事始め事業
地下鉄利用促進の企画提案
企画発表会・採用されたチラシの絵
記念グッズ(駅名マシュマロ)
・地下鉄マナー向上の企画提案
企画発表会・地下鉄車両内啓発グッズ
・市バス観光系統「洛バス」車内広告スペース
京都をテーマにアート作品
交通局との懇談,広報チラシ
車内の作品,お披露目式で市長と式記念写真