美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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「表現探求F」では、今回は、京都芸術大学アートプロデュース学科より伊達隆洋先生をお招きし、「アートとコミュニケーション」というテーマで講義をしていただきました。
前半ではアートとアートプロデュースの関係についてお話しいただきました。芸術に関わる仕事を、作品を制作して表現するまでの過程と、できた作品を鑑賞者や社会に広める過程に分けたとき、後者に関わる部分をアートプロデュースと呼びます。アートと言われると制作する側に目が行きがちですが、作品を世に広める部分にも様々な職種があること、そしてアートを発展させるのに重要な役割をもつことを学びました。
後半は鑑賞力をつけることが大切であることを学びながら、ACOP(Art Communication Project)というワークショップを行いました。ある彫刻の一作品を鑑賞しながら「みる→考える→話す→聴く」というサイクルを体験し、クラスのみんなとコミュニケーションをとりながら、作品の細部までを深く考察しました。
これまで本校で美術を学んできた生徒たちにとっても、新しい切り口でアートをとらえることができたようです。生徒それぞれが心に響いた言葉を熱心に書き取りながら、受講していました。