美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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●研修旅行予定先とのオンライン学習
今年度から1年生は,関東方面への美術研修旅行を計画していましたが,コロナ禍で実現できなくなりました。しかし,研修旅行で訪問する予定であった美術館のご理解,ご協力により,オンラインで美術の探究学習をすることが実現しました。
先日は,東京富士美術館と「展覧会をつくる」という学習を行い,学びの過程で美術館の学芸員の方に,お話やご指導をしていただきました。最後の発表会では丁寧な講評をいただきました。
●東京・森美術館との連携によるオンライン研修
10日(水),東京の森美術館のアソシエイト・ラーニング・キュレーター白木栄世さんに講師をお願いしアートについて考える研修を行いました。
1年生がマルチホールとアクティブラーニングルーム2会場に分かれて入り,森美術館の白木さんとZoom を使って,3か所をオンラインでつなぎ,複数画面で様子を映しながら進めました。
白木さんから森美術館の紹介,アーティストの取り組みや現代アートについて講義をしていただき,1年生がこれまで探究で学んできたこととも関連付けて,今日の研修のねらいを説明していただきました。そして本日のグループワークディスカッションのテーマとして「アートとは何か?」という課題を出していただきました。各グループで付箋紙と模造紙を使いながらディスカッションを開始。グループワークの途中で,白木さんと各グループのタブレットをつなぎ,グループごとに個別に白木さんと対話しながら進めました。最後に3元中継で発表会を行い,白木さんに丁寧に講評していただきました。白木さんは,エデュケーションからラーニングへという問題提起をしながらお仕事をされています。一方通行の伝達ではなく,同じ場でともに学ぶことの重要性を今回の研修で改めて感じました。
ICT機器をフルに活用し,
・東京の美術館とつないだ学びができたこと
・約90名の生徒が,同じ時間帯に,一人一人の気づきや考察,
グループでの協働の学び,1学年全体での学年全体での学びを
多様に組み込めたこと
・コロナ禍で予定通りできなかった研修旅行を違う形態の学びとして
実現できたこと
素晴らしい,新しい学びのスタイルを創り出すことができました。
※写真 会場1:マルチホール
会場2:アクティブラーニングルーム
キュレーター白木さんの講義
テーマ「アートとは何か?」の提示
マルチホールでグループ発表
アクティブラーニングルームでのグループ発表
グループワーク,ディスカッション
各グループと白木さんとのオンラインでの対話