美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
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12月27日(月)9:30〜12:30,京都市総合教育センター 第1研修室にて,講師に「つくば言語技術教育研究所」所長三森ゆりか氏をお招きし,教職員研修を開催しました。 今回の研修では,「創造のための基本的言語技術-絵本を教材として-」をテーマに,三森先生の実践されている言語技術教育の基礎を学び,本校生徒に身につけさせたいすべての資質能力に関わる「言語」について,教職員の知見を広げ,「感じる心、考える力、表現する力」を高め,授業に役立てるための学びの機会としました。
最初に,三森先生から,思考のための対話の訓練の重要性について学び,形式を知ることにより,自分自身で問いを深めたり,他者と目的を持った深い対話ができるようになることを学びました。この日は,「三びきのやぎのがらがらどん」と「ぼくにまかせて!」という絵本を教材とし,絵本の仕組みや物語の構造を紐解きながら,絵やテクストを分析的に見ることを通し「深く読むことでものの見方や世界との関わり方が広がる」ことを実感しました。
言語への関わり方は様々にありますが,世界標準の 「言語技術」を身につけることは,これからの社会を多様な人々とともに生き抜くためのひとつの大切なスキルであると感じました。
研修での学びを教員個々に或いはチームで活かせる場面を設定し,また学校全体でアイデアを共有しながら,教育活動のブラッシュアップを図りたいと考えます。