美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
●豊かな自然環境
学校は京都市内中心部、京都市役所の近く、鴨川のすぐそばにあります。グラウンドからは東山の山並みを望むことができ,夏の送り火で有名な大文字も眺めることができます。鴨川の水音,学校にある樹木にやってくる鳥の囀りが聞こえ,心穏やかに過ごせる環境があります。
江戸時代後期の儒学者:頼山陽(らいさんよう)は、晩年、東山の美しい山並みが見え、清らかに流れる鴨川のすぐそばに住まいを構え、敷地内に建てた書斎を「山紫水明」と名付けました。「山紫水明」(さんしすいめい)という言葉は、日差しの中で山が紫色に映え、水が清らかに澄み明るく見えるそんな景色を表現する際に使われる言葉です。頼山陽の住まいの跡は、本校から少し北へ行った丸太町通りからすぐの所にあります。本校の校地もまさしく「山紫水明」という表現にあうような場所です。
校庭には、水仙、椿、梅、桜、桃、ツツジ、藤、薔薇、花水木、牡丹など、花のリレーのように次々花が咲き、季節の移ろいを身近に感じられます。秋には、実習棟横の銀杏の木が黄葉し美しい姿を見せます。昼休みには、そんな校庭で昼食をとったり,バドミントンやバレーボール,キャッチボールをしてリフレッシュする生徒もいます。
校庭の北東の門にあるクスノキは、「京都市立学校・幼稚園名木百選」に選ばれた樹です。樹齢約110年,高さ9m。もとは校庭の南隅にあったようですが,本校が現校地に日吉ヶ丘高校から独立移転する時,実習棟新築にあたって現在の場所に移植されました。
(つづく)