美術を通して、これからの時代を生き抜く力を磨く!
美術工芸科
〒604-0902 京都市中京区土手町通竹屋町下る鉾田町542[MAPを見る]
TEL. 075-211-4984 FAX. 075-211-8994
●明治時代~大正・昭和・平成・令和 140年の歴史
本校は、1880年(明治13年)に「京都府画学校」として創立したのが始まりです。今年2020年で創立140周年となります。それまでの時代、画家になるために師匠のもとへ弟子入りして修行を重ね、その流派の描き方を学ぶというのが一般的でしたが、画学校ができて、学校に通いながらさまざまな先生から絵を学ぶことができるようになりました。創立当初、京都御苑内にあった学校は、その後吉田、今熊野へと校地が変わりますが、戦前は長く「京都市立美術工芸学校」という名称でした。創立時は日本画、油絵を中心にスタートしましたが、その後彫刻や漆工、図案など学科が増えていきました。1911年(明治44年)には、絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)創立されました。
戦後、日吉ケ丘高校美術課程として普通科とともに併設されていた時代を経て,1980年,現校地に、再び美術専門高校として開校しました。これまで卒業された方は,美術界,産業界,教育界など様々な分野で活躍されておられます。
本校玄関にあるブロンズ像、ロダンの「青銅時代」は、本校が日吉ヶ丘高校美術課程時代1954年(昭和29年)に、当時の彫刻科の先生のご尽力で日吉ヶ丘の敷地に建立されたもので、本校が現校地に独立開校する際にこちらに移設されました。その後日吉ヶ丘高校50周年事業として、この像をコピーした像が1999年(平成11年)日吉ヶ丘高校に再び建立されました。