3年間で卒業できる定時制高校
普通科
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11月18日(金)
生徒有志でSDGsの取組を始めています。
文化祭で全校生徒に呼びかけをしてスタートした、捨てるはずだったコンタクトレンズの空になった容器を集めて、リサイクルをしようというプロジェクトです。
今回は、中心になって活動してくれている二人の生徒(大薮さんと田畠さん)に、その取組の内容や始めたきっかけなどをインタビューしました。
先生「今週の月曜日に設置した募集箱だけど、かなり集まっているみたいですね。」
大薮さん「思っている以上に集まって、びっくりしています。」
田畠さん「友達が協力してくれて前もって集めていてくれたこともあって、かなり集まっています。」
先生「このコンタクトレンズの空になった容器を集める取組を始めたのは、なぜですか。」
田畠さん「以前に海洋プラスチック問題について、カメに刺さったプラスチックストローの映像を見たことがあって、プラスチック問題を何とかしたいなって思っていたんです。」
大薮さん「あるコンタクトレンズのお店で空になった容器を集めているのを見つけて、この取組に協力しようってなったんです。プラスチックのゴミによる環境問題としてSDGsの取組をしているお店で、SDGsの取組にも興味があったので。」
先生「SDGsに興味を持ったきっかけは何ですか。」
大薮さん「以前、ガールスカウトをやっていたのですが、そこでSDGsを知りました。17個あるSDGsの課題をどう解決するのか考えることをやっていました。高校生になってから京都市立高校グローバルリーダー育成研修に参加したのですが、そこでさらにSDGsについて学ぶ機会があったことが大きかったです。」
田畠さん「私も一緒にグローバルリーダー研修に参加したのですが、そこで初めてSDGsについて知りました。」
先生「グローバルリーダー研修ではSDGsについてどんなことを学んだのですか。」
田畠さん「フィリピンの貧困問題が印象に残っています。」
大薮さん「その貧困問題は、ゴミの中で生活をしている人がいて、ゴミの中から売れそうなものを集めて、それを売って生活しているという話でした。」
先生「集めたレンズケースはどうするのですか。」
田畠さん「大薮さんが見つけたコンタクトレンズのお店に持っていこうと考えています。今のところ、12月にある2学期末考査まで集める予定です。」
大薮さん「そのお店では集めたケースから、うちわや服などにリサイクルしているそうです。」
その後、今日の時点で集まった容器を数えると392個でした。
引き続き、この取組を応援しようと思います。