「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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8月8日(土),本校ESSのメンバーが,西京高校で行われました「SDGs合同学習会」に参加しました。
西京高校及び西京高校附属中学校インターアクト同好会の生徒による司会のもと,貿易ゲームの実施とその考察を通じて,SDGsのテーマの一つである「貧困をなくそう」について考えました。
不平等な条件が設定された中,貿易を行いながら利益を生み出す体験をすることで,先進国が世界の富を支配する状況や,資源の乏しい国がどのように生き抜いていくのかを疑似体験しました。これらの体験の後,「貧困の連鎖を断ち切るにはどうすればよいのか」というテーマでグループディスカッションを行いました。
今回の経験を糧に,SDGsについてさらに理解を深め,自分たちにできることは何かを一人一人が考え,解決に向けた行動につなげてください。今後の活躍を期待しています。
(参考)「貿易ゲーム」の説明
貿易ゲームは,4人1グループを形成して架空の国を作り,協力してより多くのお金を生み出すことを目指すゲームです。それぞれの国には「世界銀行」から物資(はさみや紙,分度器,コンパスなど)と資金が供給され,各国はその資材をもとに正三角形や半円などの「商品」を作り,その商品を世界銀行に売却することでお金を稼ぎます。しかし,各国に最初に配られる物資には「格差」があります。A国は紙,ハサミ,定規など潤沢な資源がある一方で,B国は紙しかない。このような状況の中で,各国は物資を融通しあったり,商品の貿易を行ったりすることで最大の利益を生み出すことを目指します。