「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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12月17日土曜日、防災ボランティアリーダーはかねてから交流のある龍谷大学政策学部石原ゼミ(防災学)の石原先生および二回生のみなさんと人と防災未来センター、近隣のフィールドワークに行きました。午前中は阪神淡路大震災を実際に経験された語り部の方のお話と人と防災未来センターの見学をしました。語り部の方からは、震災の日の朝起きた時の状況からつぶさに語っていただき、震災がこの方の人生を大きく変えてしまったのだということを深く感じさせるお話でした。防災未来センターの見学については、石原先生から要所要所で説明をいただき、震災の時にちょうど止まってしまった時計など、様々な震災の資料を丁寧に保存してあることや、震災を実際に体験できるよう再現されたシアター、ジオラマなど、人と防災未来センターの方々の震災を後世に残していこう、という熱い思いが強く伝わりました。午後からは2チームに分かれ、それぞれ電車に乗って震災遺構の見学を行うフィールドワークを、石原ゼミのみなさんと共に行いました。東遊園地にある震災の犠牲者の名前が祀られている「慰霊と復興のモニュメント」では、まさに新たに銘板が加えられる式典が執り行われている場面に遭遇し、私たちもほんの少しだけ参加させていただきました。午前中の語り部の方に加え、NPO法人HANDS代表であり、俳優の堀内正美様、1.17のつどいの代表である藤本様から貴重な震災の体験談と教訓をお聞きできる、またとない機会になりました。以下は参加した生徒の感想です。
人と防災未来センターでは、体験型シアターで見た地震の映像が1番印象残っている。迫力のある映像と音と光で実際にその地震を体験したかのように感じてとても怖かったし、途中で耳を塞ぎそうになって映像で見た私で怖かったのに、実際に被害にあった人は私の計り知れないくらい怖かったんだと思う。この先大地震がおこったとしても被害を最小限に抑えられるように今から対策していくことが大事だと思った。防災街歩きは海沿いの阪神・淡路大震災の被害の一部が当時のまま保存されてるところを見て、地面は割れてて街灯も割れていたり傾いていたりと当時の被害の大きさがとても感じられた。あとは、中華街でご飯を食べたり、be kodeで写真を撮ったり、mosaicの中を歩いたり、大学生とお話してとても楽しかったです。
人と防災未来センターでは阪神淡路大震災の揺れの映像を見ました。想像の何倍も大きい被害があったことを知りました。私の想像では部屋の中で建物が倒れたり、物が落ちる程度だと思っていたけど家ごと倒れたり、車が吹っ飛ばされるくらいだと思わなくて驚きました。自然災害が起こることは防げないので被害を少しでも防げるようにしていこうと思いました。その後の街めぐりでは、美味しい中華が食べれて良かったです。ちょうど慰霊碑の集会がやっていて、お話を聞くことができて良かったです。今は普通に暮らしてるけど、1秒後になにが起きるかわからないという言葉が刺さりました。