「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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1月31日(水)7限、唐橋校地アリーナには開建高校1年生と塔南高校2年生が集い、生徒集会が開催されました。議題は未来協創会議及び生徒会執行部提案による「塔南高校生徒心得」改定に関する学校への要望書についての話し合いと議決です。
1年生に新たに開建高校生を迎え別の生徒心得が存在する中で、塔南高校の生徒心得はどうあるべきか。2022年度から話し合いが続いてきた心得改定について、いよいよ塔南高校2年生が3年生となり、最後の塔南高校生になるにあたって、意見をまとめて提案することとなりました。
塔南高校生の望む生徒心得とはどのようなものなのか、学年にアンケートを取り、PTAからも意見を伺い、教員の会議にも参加して、対話を積み重ねてきたこの取り組みは決して順調な道のりではありませんでした。
「このままの塔南でいい」「開建が自由なのに、塔南がなぜ違うのか」「自己表現が大切」「周囲からどのように塔南高校が受け止められるかを考えなければ」
最後まで対話を重ねて、できるだけ多くの人の賛同が得られるように、そして自分たちの求める高校生活ができるように。
生徒会長の司会のもと、未来協創会議のメンバーが自分たちの考えてきた内容を説明し、3年生の元未来協創会議メンバーも
これまでの経緯を話しながら、なぜこの要望書を提出するにいたったのか。要望書を提出し生徒心得を変えるとはどういうことなのか。更には自由を手に入れる一方でその責任をいかに果たしていくのか。
最初は形式的な集会として集まると思っていた塔南・開建生のまなざしも自然と真剣なものになっていきました。
自らの手であるべき社会の姿を考え、作り出していく。
大人になっても当然にできるとはいいがたいことですが、社会を共に作り出すための歩みを一つ進めた一日でした。