「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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7月27日(水)1年生大学見学会その3 京都大学iCeMSでのワークショップ
その2では、午後の京都大学見学での、北川進先生(塔南高校卒業生)の講演会の様子をお伝えいたしました。その3では、北川先生が拠点長をしておられるiCeMS(京都大学物質-細胞統合システム拠点)の先生方によるワークショップの様子をお伝えいたします。
1年1組教育みらい科の生徒は、iCeMS本館というガラス張りの新しい建物の2階に通され、1班から4班に分かれてワークショップが始まりました。
まず、2班ずつに分かれて、iCeMSの研究員の方から、研究内容(不老不死・多孔性物質)についてそれぞれお話を聞きました(写真上)。生徒にとってはどちらも初めて耳にする内容で、簡単に理解できるものではありません。が、聞いた内容を班でまとめ、聞いていない班に伝えに行きます。その説明を聞きとった後、みんなの前で、紙芝居仕立てにするなど工夫して、その内容を発表しました。
聞いた内容を短い時間で伝えること、また内容を聞きとりストーリーにすることは大変でしたが、4グループともなんとか発表することができました(写真中)。
生徒の感想の中に「テーマは難しかったが、話し合うことで理解できた。」「他人に物事を伝えるには、どうしたら理解しやすいか、相手のことを考えるとよいと分かった。」などの感想が多数ありました。
その後、iCeMSの先生方から「学び」についてのお話を聞き、生徒は高校での勉強は「学び」のほんの小さな点でしかなく、まだまだ学ぶことがたくさんあると気付いたようです。
普通科対象の講演会を終えた北川進先生が、ワークショップにも駆けつけてくださり、世界の未来のこと、研究のこと、学ぶということについてお話ししてくださいました(写真下)。
生徒の感想の中には、「勉強のひとつひとつが将来につながっていると思った。」「高校生のうちにいろいろ勉強して、大学生になったら一つの分野について深く学ぼうと思う。」という決意などが多く見られました。
このワークショップが、これからの高校生活の過ごし方や自身の将来のことを考える契機となり、学びのモチベーションを高めていってもらえればと思います。
北川進先生をはじめ,関係者の皆さまには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。