「なりたい自分」を探し、深める!
普通科・教育みらい科
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研修2(木山仮設団地西団地自治会訪問)
○自治会関係者(自治会長さんをはじめとする自治会の方)との懇談
・被災後の生活における課題などについて話す
・質疑応答
被災された住民の方から直接お話を伺える貴重な機会となりました。
地震発生時の恐怖感や被害の状況,復興や生活再建における課題などを,圧倒的なリアリティの中でお聞きすることができました。
生徒の感想と気づきやアイディアを紹介します。
【感想】
・同じ熊本県内でも熊本市と益城町では,地震の規模や被害に関する認識の差が大きかったということに驚いた。
・「地元で地震が起こってみて,それまでは地震災害を「対岸の火事」のように思っていたのだとわかった。」という言葉が印象的で,防災意識の温度差を埋めることの難しさを感じた。
・被災後に音の恐怖が残ることもあるということが分かった。
・被災時は,物資の支援などが嬉しいのではないかと思っていたが,ボランティアによる催し物の方が嬉しかったことを知った。
【気づき】
・緊急時に使うマニュアルが重要であることがわかった。
・避難場所を事前に確認しておくことが大切であることがわかった
・被災時に物的支援だけでなく催し物を行うなど,住民の方の心のケアが重要であることを知った。
・防災バッグや懐中電灯などの緊急時に必要な物を事前に準備しておくことが大切であることがわかった。
【アイディア】
・学校で生徒向けの防災マニュアルを作成する。
・各市や地区ごとで,ハザードマップや避難所の場所を記した地図を作成する。
・学校に被災者の方に来ていただき,体験談などお聞きする。
写真:
(上)訪問した木山仮設団地西団地の「みんなの家集会所西」
(下)自治会の方にお話を聞く参加生徒