〒604-8161 京都市中京区烏丸通三条下ル饅頭屋町595-3 大同生命京都ビル7階
TEL. 075‐222‐3767(学校指導課)
7月24日、午前中は昨日に引き続きマーケティングについての講義を受け、販売商品をどう決定していくべきかを考えました。その後、これ以降プノンペン滞在期間中の移動手段となるトゥクトゥクの予約の仕方を学び、2〜3人単位で練習がてら、近くのショッピングモールまでトゥクトゥクに初乗車しました。
午後は、今回の売上の寄付候補先である「愛センター」に視察に行きました。「愛センター」は塾のような学校外の学力保障の場です。カンボジアでは、子どもの数に対する教員や教室数の不足により、小学校から高校まで午前と午後の二部制になっています。そのため、学校での授業時間数が圧倒的に足りず、ほぼ全ての子どもが学校のない時間帯に塾で勉強することになります。しかし、貧困層の家庭にとっては塾代はかなりの負担で、「愛センター」はそのような子ども達の受け皿となっている施設です。
到着するなり、笑顔でいっぱいの小学生に迎え入れられ、お互いに自己紹介した後はサッカーやバドミントン、お絵描きや縄跳びなどをして思い思いに遊びながら交流しました。言葉は通じなくとも、校内は笑い声で溢れ、とっても楽しい時間となりました。施設スタッフによると、普段は大学生の訪問が多いそうで、年齢の近い高校生の訪問に、今日の子ども達のはしゃぎっぷりは凄かったようです。最後はお互い名残惜しく、なかなかお別れが出来ませんでした。
その後、グループごとに行き先を決め、販売前の最後の市場調査を行いました。同時に大体の商品アイデアをまとめ始めていきました。
明日は、その商品アイデアをもってプノンペン大学を訪問し、大学生にそのアイデアでうまくいくかどうかのヒアリングを行う予定です。
写真:「愛センター」訪問の様子