科学技術×夢=∞(infinity) 常にプラス思考で ~「できたらいいな」を「できる」に変える ~
フロンティア理数科・プロジェクト工学科
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本校サイエンスクラブでは,研究進捗状況を確認し,研究内容の研鑽を行う目的で定例報告会を開催しています。本年度,新1年生15名を加え,連携校である堀川高等学校自然科学部と共に第一回定例報告会を行いました(堀川高等学校はZOOMにより参加)。
定例報告会は,「生徒による発表」→「聴衆の生徒・教員達との質疑応答」を行います。
発表する生徒たちは,発表資料とプレゼン資料だけでなく,教員による質問や指摘に対し十分な準備を行って定例報告会に臨みます。しかしながら,質疑応答は,教員による厳しい質問が飛ぶ場合もあり,毎回白熱します。
終了後は,感謝と研究の発展を祈念し,拍手で発表者の頑張りを称えました。
生徒たちは,定例報告会を通じ,今後の研究計画や目標設定の再確認をするだけでなく,何よりも厳しい質疑応答を乗り切ることで大きく成長します。
また,今年度,本校サイエンスクラブの物理班は,「第46回全国高等学校総合文化祭」自然科学部門(東京都)に出場します。生物班は「第42回近畿高等学校総合文化祭」自然科学部門(和歌山県)に出場いたします。
今回の定例報告会は,全国高等学校総合文化祭への出場に向けての前哨戦の意味も含め,非常に実りのあるものになりました。
新型コロナウイルス感染症対策を行いながら,制限がある中で取り組んできた成果として得るものは大きかったと思います。今後も自然科学や工学を楽しみながら,科学技術で社会に貢献する人になってもらえる研究・開発活動を続けていきます。今後もサイエンスクラブへのご支援をよろしくお願いいたします。
この活動は(公財)中谷医工計測技術振興財団及び(公財)東京応化科学技術振興財団の研究助成を受けて行われております。
■日時 令和4年5月7日(土)13時~
■会場 京都工学院高等学校 プレゼンテーションルーム
■参加 京都工学院高等学校 サイエンスクラブ
堀川高等学校 自然科学部
■発表内容
(京都工学院高等学校)
化学班:議長および全体運営のとりまとめ
物理班:目指せ!色素増感型太陽電池の性能安定化について
生物班:微生物燃料電池に使用する薬品の劣化と緩衝液での性能向上について
技術班:
・Enbedded Systemにより実現する低価格×高性能スピンコーターの開発
・リサイクルが楽になる自動電池選別装置の開発
(堀川高等学校)
・糖度計を利用した酵母の活動分析について
・小豆の廃液を使用した色素増感太陽電池の性能の検証について