科学技術×夢=∞(infinity) 常にプラス思考で ~「できたらいいな」を「できる」に変える ~
フロンティア理数科・プロジェクト工学科
〒612-0884 京都市伏見区深草西出山町23番地[MAPを見る]
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京都工学院高校では本年度より、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業を通して、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進しています。SSH事業の特例科目である『F-STEAM』では、理論と実践を往還しながら物事を捉え、思考・行動できることを目標とし、親和性が高い科目をクロスした授業を展開します。
10月16日(月)は、理科(地学)×工業(都市領域)のクロスカリキュラム授業『F-STEAMC』において、石灰岩について岩石としてどのように分類されていてどのように形成されるのか、また実際に社会のどのような場面で利用されているかを学習しました。その後、実際に石灰石の実用例として、セメントからモルタルを製作しました。水を入れて混ぜ、型枠に入れて、振動を加えることで空気を抜いたりなど、理論に加えて技術的なことも学びました。
最後はセメントの原材料となる石灰岩の産出地にスポットをあて、日本列島誕生の起源にまでさかのぼり、日本の石灰岩の分布とその理由について考察しました。生徒は普段の授業での学びと社会の繋がりを知ることで、理科や数学の学習の意義を改めて考える授業となりました。