科学技術×夢=∞(infinity) 常にプラス思考で ~「できたらいいな」を「できる」に変える ~
フロンティア理数科・プロジェクト工学科
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SSH事業の一環である「東北地方防災学習プログラム」では、被災地に関わる課題解決型学習を通して、実社会に強く根差した知識や技術を習得することを目的としています。
社会課題について探究する意義や課題解決の価値を理解し、高い意欲をもって活動を進められることや、実社会で貢献するために必要となる資質・能力を身につけることから10月から事前学習を重ね、昨年の12月21日(木)から2泊3日で岩手県および宮城県に宿泊研修を実施しました。
研修初日は、岩手県庁職員の方々と南青山アパート災害公営住宅の見学や、避難生活の課題等について職員の方からインタビューを行いました。2日目は岩手県立高田高等学校の2年生と「復興防災減災連携学習プログラム」として、陸前高田の街のフィールドワークや防災訓練に関するワークショップを行いました。その後、岩手県立大船渡高等学校の元教頭である村上育朗先生の案内で、「いわてTSUNAMIメモリアル」など陸前高田周辺のフィールドワークを実施しました。最終日は、震災遺構大川小学校にて防災学習を行い、宿泊研修を終えました。
研修後、参加したメンバーで振り返りを行い、3学期の始業式にて全校生徒対して報告を行いました。始業式前には地震を想定した避難訓練があり、報告を通して全校生徒が避難訓練の在り方を見つめ直す機会になったと思います。今後は次回実施される避難訓練の内容を提案できるように定期的に議論を進めていきます。
最後になりますが、本プログラムの事前学習や宿泊研修にご協力いただきました、多くの方々には、本当に色々とお世話になりましてありがとうございました。