科学技術×夢=∞(infinity) 常にプラス思考で ~「できたらいいな」を「できる」に変える ~
フロンティア理数科・プロジェクト工学科
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1月21日(月),プロジェクト工学科 まちづくり分野 都市デザイン領域の1年生35名が(公社)地盤工学会・関西支部主催の現場見学会に参加しました。
午前は,阪神高速6号大和川線シールドトンネル工事現場へ行きました。本道路は,大阪府堺市と松原市を東西に結ぶ9.7kmの高速道路で,そのほとんどがトンネル構造となっています。大阪都市再生環状道路の一部を形成し,開通によって(平成31年度末全線開通予定),大阪湾臨海部や内陸部の各拠点間のアクセス向上や,都心部や一般道の渋滞・混雑の緩和に寄与することが期待されています。
午後は,大阪府箕面市の千里浄水池更新工事(第2号池)の現場へ行きました。本工事は,千里浄水池築造工事の第2期に該当し,耐震性を有していない既設浄水池を撤去したのち,新2号池を構築するものです。あわせて,新2号池の構築により発生する余裕地を活用して,共同ポンプ施設(豊中市・吹田市・箕面市)を築造し,広域連携を推進します。
今回の現場見学会への参加を通して,その重要性や地域へ果たす役割について理論と実際をつなげる知識を深めるとともに,現場で採用されている様々な施工技術を体感することができ,貴重な経験を得ました。
事業主の阪神高速道路株式会社,大阪広域水道企業団の皆様並びに施工者の鹿島建設株式会社をはじめ工事関係の皆様,お忙しい中,すばらしい見学の機会を提供していただき,誠にありがとうございました。