つくる喜びを知っているからこそ伝えられることがある!
創造技術科
〒612-0884 京都市伏見区深草西出山町23[MAPを見る]
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3月22日、洛陽工業高校唐橋校舎の82年間の教育活動を閉じる閉校舎式を講堂にて挙行しました。式典の参列者は約700名へと大幅に予想を上回り、3教室をサテライト会場として設置しました。卒業生はじめ近隣の方々含め、多くの方々に足を運んでいただきました。
学校長の式辞では、「82年間を振り返り、日本はものづくり大国として経済を支えてきた。この校舎から全日制約25,100名、定時制約5,600名,あわせて30,700名を超える卒業生を社会に送り出してきたが、円筒形のエントランス、講堂の3つ並んだ溝がある窓など卒業生の皆さんに高校時代の思い出を蘇らせてくれる。唐橋校舎では地元唐橋地区と協同した活動も多くあった。唐橋地区の清掃活動やものづくりを通した地域貢献、唐橋小学校や各施設のイベントへの参加、小学生を招いての見学会など地元に密着した活動を行ってきた。こうした取組みを通して生徒たちは大きく成長したが、もうすぐこの校舎ともお別れとなる。来年度から、南区唐橋から伏見区深草の地へと移転する。洛陽スピリットを持ってオール洛陽として頑張ってほしい。結びに唐橋校舎への感謝と本校教育にご支援いただいた地元唐橋の皆様に深く感謝申し上げます。」との挨拶がありました。
京都市長はじめ来賓の方々のご挨拶、および来賓の紹介ののち、『唐橋校舎のあゆみ』をスライドで紹介、サテライト会場では多くの方々から当時を懐かしむ歓声が上がり、校舎の長い歴史を改めて感じさせました。こののち生徒代表挨拶に引き続いて、生徒課題研究『洛陽メモリアルプロジェクト』の紹介を行い、学校をさまざまな形で残そうとコース別ホームページの作成やバーチャルツアーの実演などが行われました。
式典後は、本館を中心に校舎見学会が開催され「洛陽メモリアルプロジェクト」や「唐橋校舎へのメッセージ」の展示コーナーなど多くの方々が訪れ、写真を撮ったりと思い出が残る校舎との別れを惜しんでおられました。