社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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2月18日(木)7限,7階大講義室にて,2年生全員を対象に,人権学習の一環として「認知症あんしんサポーター講座」を実施しました。今回の講師は,本校校医の杉本先生と「高齢サポート西ノ京」から木村様・勝矢様のお三方です。
まず杉本先生から,医学的な視点で,認知症とはどういうものかについて,その種類や症状(記憶障害・失認・無気力・無関心・暴言・徘徊・幻覚・過食など),「認知症」と「加齢による物忘れ」との違い(認知症は,何かの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいい,認知症が進行すると,だんだんと理解する力や判断する力がなくなって,社会生活や日常生活に支障が出てくるようになります。),治療の可能性,認知症の方への接し方などを詳しく御説明いただき,生徒たちは熱心に聞き入っていました。
その後,質疑応答に移りました。
生徒からの,「最近起こった事件を取り上げ,介護する側の苦労や介護現場の実態に関する質問」に対しては高齢サポート西ノ京の方から,「祖母の認知症を予防するにはどうすれば良いのかという質問」には杉本先生から,それぞれ丁寧にお答えいただきました。
最後に,高齢サポート西ノ京の勝矢様から,「今後,家族や身近な人はもちろんのこと,普段の生活で認知症の方と出会った時には今日の講演を思い出し,適切な行動ができる人になってほしい。この講座を受けた皆さんには高齢者を支援するサポーターになっていただきたい。」という言葉で締めくくっていただきました。
お忙しい中,講座を実施して下さいました講師の先生方,誠に有り難うございました。
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1枚目 講師の先生方
2枚目 校医の杉本先生による講演
3枚目 質疑応答で質問する生徒