社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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本日から3日間の日程(3月16・17・22日)で,「内進生春季学習講座」が始まりました。これは,中学生から高校生への「切り替え」を円滑に行い,高校における学習のスタイルに速やかに移行できるような契機とするために,全体へのアセンブリや教科ごとのガイダンスを行うものです。
昨日卒業式を終えたばかりの附属中学第10期生たちは,今まで通い続けた「西館」の教室ではなく,「本館」4階の仮ホームルーム教室に8時30分に集合しました。
諸連絡の後,場所を7階大講義室に移し,この講座の目的を確認するためのアッセンブリを行いました。
村上校長からは「4月8日の入学式までに“高校生”になってきて下さい。つまり自立することが大事で,誰のためでもない自分のために教育を受ける心構えを持つように。」とメッセージをいただきました。
次に学年主任からは「この春季学習講座で予習の大切さを実感してください。高校の勉強は大変だけれど,わかるとすごく面白くて奥深いものです。がんばりましょう。」とアドバイスがありました。
そして各教科からも春季学習講座の留意点の説明やアドバイス・激励がありました。
[英語科]
授業では4つの力(聞く,読む,話す,書く)を鍛えます。積極的に取り組みましょう。中学校の時にリスニング,スピーキングに力を入れてきましたが,高校でも同様,毎日自ら進んで英語を聞くようにしましょう。また,基礎基本(文法,語彙)が大切です。毎日コツコツ続けることが大切です。
[数学科]
答案の書き方が,中学校とは異なります。高校では“思考のプロセス”を大切にします。「その日のうちにサクシード」を合言葉に毎日演習をしましょう。予習段階で教科書の問題を解き,わからないことを明確にしたうえで授業に臨むこと。そして家で問題を解いて定着させるように。数と式,二次関数はとても大事です。この春季学習講座を有意義なものとするよう,積極的に利用しよう。
[国語科]
現代文の分野にしぼって3日間行います。古典分野は学習合宿で扱う予定です。3つのポイントがあります。
(1)客観的な読解(ふわっと読むのではなく1つ1つをチェックし
証拠を集める)
(2)設問への対応(求められている事に忠実に答える)
(3)客観的な記述(自分の考えを主張するだけでなく,何が論点に
なっているか,全体を眺めながら記述する)
この3つのポイントはいろいろな分野で必要となるので,意識して学習していきましょう。
どの生徒も真剣にメモを取りながら,高校の教員の説明を聴いていました。
アッセンブリ終了後は,早速4階の仮ホームルーム教室で英・数・国の授業です。生徒たちはノートやメモをとりながら,高校の教員の授業をしっかりと受けていました。
高校第14期生となる附属中学第10期卒業生の皆さん,良い高校生活のスタートが切れるよう,頑張りましょう!
[写真]
上段左 アセンブリの様子
上段右 仮1組(英語・ペアワークの様子)
下段左 仮2組(数学の様子)
下段右 仮3組(国語の様子)