社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1[MAPを見る]
TEL. 075-841-0010 FAX. 075-822-5702
17日(金)午後に行いました最後のFW委員会では,まず「FW委員アンケート」の結果分析と振り返りが行われました。FW委員の生徒たちの80%以上が「委員として活動したことで,自分自身が成長した」と回答し,また,この活動を通して得た力として,「FW委員同士で意思疎通を図りながら協働する実践的なコミュニケーション力」「徹底的なシミュレーションを基に柔軟に対応する力」「責任感や当事者意識」を挙げた回答が多数ありました。この活動を通して伸ばしてほしい力がしっかりと身についている様子がうかがえます。
また,アンケートの自由記述欄にあった,「臨機応変に動くためには,みんながついてこられるように説明し,納得してもらうことが必要だということを学んだ。」という回答に触れ,担当の土肥先生から,「一方的な説明では人を動かせない。説明を通して十分に『納得』してもらうよう心掛けることが大切であり,FW委員として活躍してくれた皆さんはそのことを十分に理解しているはず。活動を通して本当に多くの学びや気づきがあったはず。是非今後に生かしてほしい。」と労いと激励のメッセージがありました。
次に,各コース長から,最後のメッセージを他のFW委員たちに伝えました。「自分にとって大きな成長となった。」「無事に元気に帰れてよかった。」「支えてくれたみんな,ありがとう。」等,話しながら感極まる場面もあり,どの生徒も充実感・達成感に溢れるきらきらとした表情をしていました。
最後に,海外FW委員会担当の先生方からです。
学年主任富永先生からは,「これまでのFW委員として取り組んできた経験が2年生でのEPIIの活動に繋がっていく。ひいては今後,大学や社会に進んでから更に活躍できる素地を作ることにつながる。これまでの経験を生かして今後も頑張って欲しい。」と激励の言葉がありました。
海外FW実行委員長の岩佐先生からは,「グローバルリーダーになるための必須条件」という内容で熱いメッセージをいただきました。「必須条件は2つある。一つは『逃げない』こと。やりたくない,面倒くさいことから逃げずに真正面からぶつかる。しかし折れそうなときは,周りに助けを求めることを忘れてはならない。もう一つは『評論家にならない』こと。ただ文句を言って,非難することからは何も生まれない。自身が能動的に物事に取り組み,根拠を持って批判することは有益で意味があるが,第三者的な立場から文句しか言わない人は,リーダーになる資格がない。」と熱くエールを送られました。
最後に全員で記念撮影を行い,13期生FW委員会は解散しました。
海外FWは終わりましたが,それに関連する取り組みは2年生でも続いていきますし,委員の皆さんは,そこでも中心となっていってくれることでしょう。これでFW委員としては一区切りですが,引き続き彼らの活躍に期待したいと思います!
[写真]
最後のFW委員会の様子と記念の集合写真