社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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7月16日(土)、妙心寺で、「市立高校伝統文化体験 坐禅体験」に参加してきました。これは一般社団法人京一商西京同窓会からのご支援で、市立高校生を対象に実施されているものです。本校からは、野球部、剣道部、男子バスケットボール部の生徒が参加しました。
会場となった妙心寺の法堂の天井には狩野探幽の筆による雲龍図がありました。これは、描かれてから350年以上も経っているのに、全く色褪せず、当時のままの姿で残っています。その下で講話を聴き、その後実際にそこで坐禅を体験しました。静かな空間の中で、姿勢と呼吸を整え、精神を集中させる体験は、高校生活だけにとどまらず、今後の人生の中の様々な場面で生きてくるのではないかと感じました。
(以下、生徒の感想文から一部抜粋)
・「背筋を伸ばせば自然と気持ちが上を向いてくる」という言葉が非常に印象に残りました。
・日本の伝統文化はスポーツや勉強などに通ずるものが多くあると改めて感じました。
・自分には人生の持ち時間があるので、「刹那」を懸命に生きること、やり残さないことがとても重要だと感じました。
・実際に坐禅を組んでいるとはじめは警策の音が気になってしまったが、少しずつ集中できるようになって、終わった時にはとてもすっきりした気分になれた。
・普段の生活の中で、自分を振り返ることができる機会というのは限られているので、このように静かに自分に向き合う時間は大切な機会だと思うし、周りに流されていたりただ過ぎていく時間を空費してしまっていた自分に気づかされた。
・坐禅は正直、かなり難しかったです。十を数える前に毎回小さな音や雑念に惑わされて十まで数えられなかったです。あの後も家でも坐禅をして心を静める時間を持っています。