社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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6月6日(月)6・7限,7階大講義室にて,2年生全員が「エンタープライズII」(以下,「EPII」と略します)の授業で,今後取り組む「課題研究」のオリエンテーションとゼミ希望調査に臨みました。(EPIIは,本来金曜日の6・7限に設定されていますが,この日行ったのは,9日[木]から始まります前期中間考査に関連した時間割変更のため,金曜日の時間割で授業が設定されたためです。)
去る5月28日(土)午後に「海外フィールドワーク発表会」を終えた2年生たちですが,これからは,年度末まで継続して取り組む「課題研究」の活動が始まります。
「アジアの環境(問題)」を大テーマに,8つのゼミのいずれかに所属して,それぞれの分野から課題を設定し,解決するまでの道のりを論文作成を通じて経験します。よどみない論理的思考力を身につけ,グローバルリーダーとして活躍できる素地作りを行っていきます。
第1回目の本日は,まず6限目に,「オリエンテーション」と「ゼミ紹介」が行われました。
冒頭,竹田校長から「13期生の皆さんは,昨年度から始まったSGHの第2期生です。12期生の先輩たちが残した成果を超え,また後輩である14期生に対しては大きな壁となって頑張って下さい」と激励の言葉をいただきました。
続いて教育研究部長の藤岡先生から,課題研究の取組概要について説明がありました。約10箇月にわたる論文作成の取組を通して,「多角的なものの見方」「批判的思考力」「論理的思考力」「読解力・表現力」「知識・教養」「創造力」を体験的に身に付けること,また研究を進めるためのサポート体制として,「大学・大学院生のティーチングアシスタント(以下,「TA」と略します)」「ゼミ用図書」「フィールドワーク」「大学や大学院の研究者からのレクチャー」等があることを,昨年度の写真(輪読会やグループディスカッションの様子,TAからアドバイスを受ける様子,京都市動物園でのフィールドワークや大学の先生からの講義の様子等)を示しながら,詳しく説明しました。そして,本年度の設置ゼミと課題研究進行スケジュールの紹介も行いました。ゼミ数は「人文科学,情報学,社会科学,経済学,国際学,健康科学,生命科学,環境科学」の8つで,昨年度に比べて1つ増設されました。また,実施スケジュールも,昨年度より開始を約1箇月早めていますので,課題の掘り起しと設定に,これまで以上に時間をかけることが出来そうです。
続いて,昨年度にゼミを担当された先生方から,それぞれのゼミで取り組んだテーマを中心に説明をしていただきました。
7限目は,「マインドマップを用いたワーク」と「ゼミ配属希望調査用紙記入・提出」です。
各自が「マインドマップ」を作って自分の興味関心が何なのかを探り,周りの生徒と交換して話し合うことによって,新たな気づき・興味関心の深化や再発見につなげます。
時間の終わりには「ゼミ配属希望調査用紙」に希望するゼミと取り組みたい研究テーマを記入しました。
9日(木)から14日(火)までは前期中間考査ですが,テストが終わればいよいよ本格的に課題研究の「ゼミ活動」が始動します。論文作成の取組を通して,いろいろなことに興味関心をもち,自分なりに掘り下げる中で,それぞれの事柄がネットワーク化し,思いもよらない知の深淵に触れる喜びを感じてほしいものです。日々の勉強や部活動等に忙しい中ではありますが,13期生の皆さん,せっかくの機会ですので,ぜひ楽しみながら取り組んで下さい!