社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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7月30日(土)から8月3日(火)まで行われました「平成28年度 世界との対話と協働:アジア・オセアニア高校生フォーラム」(主催:和歌山県・和歌山県教育委員会等)に,本校2年生の藤原諒太さんが参加しました。
[これまでの経過]
この取組は平成26年度から始まったもので,最初は和歌山県立日高高校の創立100周年記念行事「アジア高校生フォーラム」として,10月中旬に御坊市市民文化会館にて開催されたそうです。JICA(国際協力機構)関西の後援・紹介も得ながら,生徒たちが東南アジアの高校生に直接メールで連絡するなどし,日本を含む17箇国・地域の高校生約50人を招いて環境や自然災害・観光文化などをテーマにプレゼンテーションや意見交換を行い,交流を深めました。
昨年度からは和歌山県及び和歌山県教育委員会等が主催となり,県民文化会館にて,「アジア・オセアニア高校生フォーラム」として,オセアニアも加えた21箇国・地域(日本を含む)の高校生を招いて発表とディスカッションが行われました。(昨年度は11月上旬に県民文化会館大ホールにて,「津波・防災」「グローバル化と観光」「経済成長と環境問題」等をテーマに発表やディスカッションを行い,交流を深めました。)
[今年度]
今年度は県民文化会館小ホールをメイン会場に,20の国・地域から1名ずつ,和歌山県外からは5名(神奈川県立相模原中等教育学校・栃木県立佐野高等学校・千葉県立千葉東高等学校・広島女学院高等学校及び本校から各1名),和歌山県内からも15名の計40名が発表者として参加し,加えてチェアパーソンとして和歌山県内の10名が司会進行等を行い,国内外の37校から集った高校生計50名が,「防災」「環境」「観光文化」「国際問題」「情報」の5つのカテゴリに分かれて研究課題を英語で討論し,全体会で発表しました。
7月30日(土)
(この日は,私たち県外校の参加者は,和歌山県への移動日でした。)海外からの参加者はオリエンテーションの後,和歌山県内の高校生宅にホームステイして,交流を深めました。
7月31日(日)世界遺産「高野山」研修ツアーと翌日に向けての打合せ
この日は,参加者全員がバス3台に分乗して,高野山での「和歌山県世界遺産研修ツアー」に臨みました。
8時30分に宿舎を出発し,11時ごろに高野山に到着しました。県内生の案内(もちろん英語です!)で金剛峯寺や壇上伽藍を見学し,精進料理の昼食をいただいた後,奥之院散策や恵光院での「阿字観」体験を行いました。生徒たちはすぐに打ち解け,いろいろと会話を楽しんでいました。16時過ぎに高野山を発ち,宿舎帰着は18時30分ごろでした。
夕食の後,20時から22時ごろまで,チェアパーソンの県内生を交えて,カテゴリ別に翌日の「全体会」に向けての打合せを行いました。(やはり英語です!)昼間とは打って変わって真剣な表情で,一人一人の“会議を成功させよう”という思いがひしひしと伝わってきました。