社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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7月9日(木)7限,7階大講義室にて,2年学年アセンブリを行いました。
節目節目に学年全体でアセンブリを行っておりますが,夏休みを目前に控えた今回は,各教科の指導方針と夏休みの過ごし方について,学年主任の岡本先生をはじめ,各教科の先生方からもお話しいただきました。
はじめに,学年主任の岡本先生は,「7月4日(土)に取り組んだ進研記述模試の復習をちゃんとしていますか?」という問いかけからお話を始められました。
各学年とも年間10回程度,全員受験の模擬試験に取り組んでいます。当日の自己採点や解き直しはもちろんのことですが,結果が返ってきてからの課題(弱点)把握と復習は更に重要です。偏差値や判定を見るだけで終わっていないか,取り組むべきポイントを把握できているか,注意されました。そして,弱点克服のため,今までの模試の徹底的復習をしよう,と呼びかけられました。
岡本先生はまた,「2年生は我慢の年」だと生徒に強く訴えかけられました。成績が思うように伸びにくく,勉強のモチベーションも保ちにくい時期であるが,この期間しっかりと耐えて日々の努力を怠らず勉強をやり抜く。我慢をする。そうやって,来るべき時に備えて揺るぎない基礎学力と精神力を磨いた者が受験を制するのだ,と強調されていました。そして,「弱点克服」のためには,普段の授業はもちろん,模擬試験,土曜講座,朝テストなど,一つ一つの学習機会をムダにせず,必ず復習をする。そうした日々の積み重ねが大切である,と語気を強めておっしゃっていました。
そして,締めくくりに,次に示される各教科からの「夏の方針」の説明を,しっかりとメモを取りながら自分の「伸び」をイメージしつつ聞き,着実に実践しよう,と呼びかけられました。
次に,英語・数学・国語・理科の各教科の先生方から,今後の夏の指導方針と夏休みの過ごし方について説明していただきました。共通して述べられていたことは,次の2点です。
(1)主体的に学ぼう!
ただ何となく,与えられた課題のみをこなしているだけでは,成績は思うように上がらない。先生からの指示を待つ「受動的な学習姿勢」から脱却し,自ら学習に取り組む「主体的な学習姿勢」を持つことが重要であるということを,どの先生方も強調して述べておられました。
(2)予習と復習の精度を上げよう!
授業中心に学習を進めるうえで大切なのは,予習と復習の徹底です。まずはきちんと予習をし,わからない部分を明らかにしたうえで授業に臨む。そして,授業ではその疑問点を含め,内容をきちんと理解する。その後はしっかりと復習をして,記憶の定着をはかる。この一連の学習サイクルをうまく回すことが成績を伸ばすための基本事項である,ということを,どの教科も再確認されていました。
気がつけば,「受験生宣言」の時期も刻々と近づいてきています。「我慢の年」であるこの2年生の時期をしっかりと耐えて,3年生で立派な花を咲かせてほしいものです。
ガンバレ! 12期生!!