社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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7月10日(金)17時から17時30分まで,京都市教育委員会教育委員室(京都市役所内)にて,「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」第1期留学生に選ばれました京都市立高等学校生による「教育長表敬訪問」が行われ,本校からも2名が参加しました。
官民協働海外留学支援制度,通称「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」は,平成26年からスタートした大学生・高校生の海外留学をサポートするプログラムで,高校生は今回が第1期生となります。全国218校514名の応募者から,書類選考及び面接試験を経て,161校303名(男子85名・女子218名)が選出され,京都市立高校からは本校生(1年・2年各1名ずつ)を含む計3校から5名の女子生徒が選ばれました。
参加生徒の自己紹介では,ともにアメリカ合衆国デンバーに2週間の日程で短期留学する本校生は「英語力はもちろんのこと,クリティカル・ロジカルシンキングやプレゼンテーションのスキルとともに,国や文化の異なる人々との交流を通して多角的な視点を身につけたい」「ロッキー山脈というアメリカを代表する大自然の中で自然や環境についての探求学習を行うことにより,物事を大きな視野で,また多方面から見る力や積極性を養いたい」「将来獣医師を目指して海外の大学進学を希望しているので,留学生活を豊かに送れるように積極的に取り組みたい」「フィールドトリップで水生動物について学び,帰国後新しい有機農法を考えていくのに生かしたい」等,しっかりと目的や抱負を述べていました。
在田正秀教育長からは,「全国・京都からの応募者の代表として選ばれた1期生の皆さんの役割は大変重要。目的や将来の目標をしっかりと持っていて,大変心強い。」「グローバルリーダーを目指してほしい」「出会いを大切にしてほしい」「帰国後,色々な人に体験を伝えてほしい」とした上で,「京都市は昭和53年[1978年]に世界文化自由都市宣言を行った。その中で,『世界文化自由都市とは,全世界のひとびとが,人種,宗教,社会体制の相違を超えて,平和のうちに,ここに自由につどい,自由な文化交流を行う都市をいう』と,理想の都市像が謳われている。皆さんはそのような街から来たのだということを心にとどめて行って来てほしい。」と激励の言葉がありました。
その後の懇談では,英語も交えて和やかに意見交換を行うとともに,はなむけの言葉が贈られました。
終了後に教育長室にて記念撮影を行い,解散となりました。ちょうど祇園祭の「お迎え提灯」の皆様が市役所前で舞等を披露されており,生徒たちは現地での交流用に早速カメラに収めていました。
安全と健康に十分留意してトビタって下さい! 期待しています!!