社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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1月17日(火)から23日(月)にかけて,1年生全クラスの「家庭基礎」前半講座の授業において,「茶道体験と和菓子づくり」に取り組んでいます。(家庭基礎は,クラスの前半と後半で講座が分れており,今回体験するのは学年の半分です。もう半分の講座は8月下旬から9月中旬にかけて,すでに茶道体験を終えております。)
[概要]
これは,今年度から始まりました京都市教育委員会の「茶道を中心としたおもてなし事業」を活用して実施するものであり,内容としては,次の4点を連続した2コマで行います。
(1)お茶について・・茶の特色や茶の湯のはじまり
(2)和菓子作り・・・「さつまいも」の茶巾絞り
(3)DVD視聴・・・・基礎的なお菓子や薄茶のいただき方等について
(4)“お茶会”・・・調理試食室において,ポットから給湯する簡易な形
でお菓子をいただき,茶を飲む。
本校では,より効果的に行うべく,生徒たちに「抹茶碗の絵付け体験特別講座」を7月に行い,“マイ茶碗”で喫茶してもらうようにしました。
[本日の講座]
このうち,1月17日(火)5・6限には,1年1組の前半講座が実習を行いました。
まずお茶についてプリントを用いて学んだ後,調理室に移動してお菓子作りに取り組みました。サツマイモを電子レンジで柔らかくし,マッシャーでつぶしてリンゴジャムを少量加えて混ぜます。生徒たちはつぶす時の力加減が最初は分らなくて手こずったり,勢いよく混ぜすぎて材料をこぼしたりと,グループごとにわいわい言いながら熱心に作っていました。ラップフィルムで包んで上をねじったら,ひとまず完成です。菓子鉢にそのまま入れて,冷え固まるのを待ちながらDVDで茶道の基礎について学びました。
DVD視聴の後,いよいよ“お茶会”です。まずは懐紙の上に菓子(自作の茶巾絞りと,仕入れのお干菓子)をとり,点茶します。生徒たちは慣れない手つきで茶筅を振っていました。自作の菓子と自分で絵付けした茶碗ですので,おいしさも一入です。
ポットのお湯で簡単にできますので,自宅に持ち帰ったマイ茶碗で日ごろからお茶に親しみ,いよいよ3月に近づいた「海外フィールドワーク」をはじめ海外の方との交流・おもてなしの際に,この経験を活かしていただければと思います。