社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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2月10日(金)及び14日(火)[金曜時間割に変更]の6・7限,「エンタープライズII」の時間に,2年生全員でSGH課題研究グループ論文発表会を行いました。
全74グループが8つのゼミ(人文科学・情報学・社会科学・経済学・国際学・健康科学・生命科学・環境科学)に分かれ,各ゼミで1日(2コマ)あたり4~5グループずつパワーポイントを用いた発表を行います。
これまでの授業で,生徒たちはグループごとにテーマを決め,役割分担に従って執筆を進め,中間発表での聴衆からの鋭いツッコミ,ゼミ担当教員やティーチングアシスタント(以下,TAと略します)による査読を受けて,より良いものへと内容のブラッシュアップに努めてきました。発表原稿の提出締切(2月3日[金])以降も微調整を続けながら,いよいよ最終発表に臨みました。
各グループ15分の枠内で,準備(1分)→発表(7~8分)→質疑応答(5分)→評価シート記入(1分)という流れで行います。「幻想としての仲間意識」「望ましい人間・AI融合社会の構築」「小規模発電によるアジアの電力不足の解消に向けて」等,それぞれの問題意識をもとに調査研究した題目が並びました。
発表後の質疑応答では,「データの信憑性は?」「提案された対策の有用性を示す根拠は?」等といった質問に,生徒たちは丁寧に答えていました。また,TAや担当教員からの「その提案にリアリティーが感じられない」といった厳しい指摘や「ここのサイトを調べれば,参考になるよ。」等の温かいアドバイスもいただき,更なる高みをめざす糸口もつかんでいました。
中には主張したいことがまだ明確に定まり切っていないグループも見受けられましたが,評価シートに記入された指摘事項も反映させつつ再度グループ内で議論を深め,24日(金)6・7限のグループ論文の最終版提出・まとめ(ゼミお別れ会)でプログラム終了となります。
今後,3月15日(水)には,京都大学百周年時計台記念館を会場に,「優秀論文発表会」(各ゼミ3本ずつ,計24本程度)を行います。また,選抜された5グループは「全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会」(SGH甲子園/主催:関西学院大学・大阪大学・大阪教育大学)でポスター発表も行います。
13期生の皆さん,このプログラムで培った問題発見力,調査研究力,計画立案・推進力,チームワークでプロジェクトを進める力等を,今後ともどんどん伸ばしていって下さい。
期待しています!