社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1[MAPを見る]
TEL. 075-841-0010 FAX. 075-822-5702
1日目
シンガポールコース(生徒45名,教員3名)は,3月5日(日),関西空港到着後,出国審査→フライト→シンガポール・チャンギ国際空港到着→入国審査と緊張の連続でしたが,全員無事に現地に到着しました。
夕食は中華風しゃぶしゃぶを食べて,生徒たちはみんな安堵の表情を浮かべています。
ホテルに戻ってからは,FW委員と交流班長たちで,明日の学校交流とB&Sプログラムの打ち合わせをしました。
いよいよ明日から,本格的に海外FWが始まります。
2日目
第2日目(3月6日[月])は,午前に学校交流,午後にはB&Sプログラムを行い,夜はレーザーショーを見学しました。
午前中の学校交流では,ニー・アン・ポリテクニックの生徒たちとプレゼント交換をしたり,相互にプレゼンテーションやパフォーマンスを行ったりしました。また各グループに分かれてのグループディスカッションを楽しんだ後,連れ立って校内の散策にも出かけました。
午後からは現地の大学生とB&Sプログラムで名所を巡りました。途中,突然のスコールに見舞われましたが,無事に全員ホテルまで帰って来ることができました。
天候が心配でしたが,夜のマリーナ・ベイ・サンズでのレーザーショーは,雨も上がり,しっかりと見学できました。
2日目を終えて,少しずつ海外の空気に慣れ始めてきたのか,積極的に活動する姿がよく見受けられます。
3日目以降もイベントが目白押しですが,最良の活動にしたいと思います。
[注]B&Sプログラムとは:
Brothers & Sisters programの略で,現地の学生と一緒に行う班別研修プラグラムのことです。英語を共通言語とし,基本的に本校生が事前準備で立案したポイントを巡りますが,使う交通機関やルート,関連する事柄もアドバイスしてをいただくなど,地元の方ならではの視点でフィールドワークをサポートして下さっています。
3日目
今日(3月7日[火])は,朝からマレーシアにバスで移動し,国境を越えてから,途中ジョホールバルでマレー文化を見学して,メラユ・ラヤ村でカンポン(village)ステイをしています。
シンガポールとマレーシアの国境を越えると,すぐ隣の国ではありますが,シンガポールより少し気温が高く,湿度も高いのが肌でわかりました。
マレーシアの南の都市ジョホールバルに入って,まずアブバカール寺院を見学しました。(あいにく改装中のため,外からの見学となりました。)
次にマレー文化村に行き,マレーシアの植物や暮らし,伝統音楽・舞踊といった文化について学ぶことができました。その後,Grand Paragonホテルで昼食を取り,メラユ・ラヤ村に向かいました。
メラユ・ラヤ村到着後は入村式を行っていただき,各家庭から来てくださった迎えの車に乗って,4~5人の班ごとにカンポンステイ先に向かっていきました。今晩はマレーシアの民族文化を肌で感じてきます。
3日目を終えて,シンガポールには慣れてきたころでしたが,今日はマレーシアのカンポンステイ。マレー文化に戸惑うこともあるかもしれませんが,色々な経験をしてひとまわり成長してくれるものと思います。
明日(4日目)はカンポンステイの2日目と企業訪問,そしてフィールドワークと忙しい一日になりますが,最良の活動にしたいと思います。
4日目
4日目(3月8日[水])は,昨日からのカンポンステイで村の朝を迎え,村の方々にお礼とお別れの言葉を伝えてから,シンガポールに再び移動し,企業訪問とフィールドワークを体験しました。
メラユ・ラヤ村ではみんな笑顔で,「(村で過ごして)最高やった」と言う生徒もいるほど,良い経験ができました。村の皆様,ありがとうございました。
再びシンガポールに入国し,昼食後は2つのグループ(三菱電機・キッコーマン)に分かれて企業訪問を行いました。
キッコーマンでは,醤油の作り方を学び,工場内を見学して,もろみの試食をさせていただきました。日本の企業ではありますが,シンガポールの気候などの環境に合わせて調理方法など工夫されているそうです。
企業訪問が終わると,宿舎(ヨークホテル)に戻って再度集合した後,シンガポール内での初めてのフィールドワーク(約3時間)に臨みました。シンガポールは現在雨季で,突然のスコールがよくあるのですが,今日は天気にも恵まれ,様々なものを見て,感じて,本当に良い体験ができました。
途中,道がわからなくなった班もありましたが,周りの方にお聞きしたら親切に教えて下さったそうで,全員無事に戻ってくることができました。道案内やアンケート調査への回答等,たくさんの方々にお助けいただきました。本当にありがとうございました。
明日はいよいよ大詰めの5日目です。今日だけでは4人の方にしかアンケートが出来ていないという班もありました。引き続き行う明日午前のFWでは,アンケートのお願いをさらに積極的に行う等,たくさんの出会い・気づき・体験を得て,意義深い海外FWにしてほしいと思います。
5日目
シンガポールでの活動最終日である本日(3月9日[木])は,午前中にフィールドワークをし,午後からバスでセントーサ島に移り,そこで班ごとに活動をしました。夜はナイトサファリに参加しました。
午前のフィールドワークでは,昨日のフィールドワークの反省を活かして,積極的に道を尋ねたり,アンケートをしたりする班が増えたようでした。
午後には全員揃ってバスでセントーサ島に移動し,そこでシンガポール国内最後の活動をしました。
多くの班は「シーアクアリウム」(水族館)に行き,シンガポールの水中に住む生物を調査したり,館内の清掃の様子を調査したりしてきました。
海外FW最後のプログラムはナイトサファリでした。みんな疲れ切っているはずなのに,動物が出てくるたびに大歓声が上がるぐらい楽しんでいました。ナイトサファリの後はお土産屋が大盛況。特に,ぬいぐるみが人気でした。
本日も多くの方に助けていただいて,みんな良い経験が出来ました。生徒同士でも初日とは違った繋がりができたようです。残すところあと1日。明日はいよいよ日本に帰国します。最後まで,みんなで協力して,最良の活動にしたいと思います。
保護者の皆様をはじめ関係する皆様方から本取組への御理解・御協力を賜りまして,心から感謝申し上げます。今回の成果を5月の海外FW発表会などで発信し,各自の成長につなげてくれるものと思います。
今後に期待しています!