社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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1日目
タイコース(生徒53名・教員3名)は,3月5日(日),関西空港を出発し,現地時間で3時過ぎにスワンナプーム国際空港に到着しました。
空港からはバスで移動し,バイヨークスカイホテル84階の展望台「リヴォルディングルーフデッキ」から,バンコク市内の景色を眺望しました。夕食はタイ風海鮮料理を食べ,全員無事にマンダリン・マネージドバイ・センターポイントホテルにチェックインしました。
2日目は,6時45分にホテルを出発し,ダムナンサドゥアク水上マーケット等に向かう予定です。
2日目
2日目(3月6日[月])は朝7時にホテルを出発し,バンコクから南西にあるダムナンサドゥアクの水上マーケットに向かいました。バスを降りた後,ロングテールボートに乗って20分ほど移動すると,水上マーケットに到着しました。水上マーケットでは班ことに手漕ぎボートに乗り,その様子や買い物などを楽しみました。
昼食をとり,午後はバンコクから北にある世界遺産である古都アユタヤの遺跡に行きました。ここからはバス単位での行動となりました。ワットプラシーサンペットという遺跡では,それぞれのバスでの全員写真を撮りました。また,「象乗り体験」は希望制にしたのですが,全員が体験しました。
本日も全員無事に活動を終え,ホテルに戻ってくることができました。
ホテルでは,FWに向けた班別会議と,明後日のUDON高校との学校交流に向けての最終チェックを行いました。
3日目
3日目の(3月7日[火])午前中は,現地の日本企業視察です。パナソニック(Panasonic Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.)とデンソー(Siam DENSO manufacturing Co., Ltd.)の2つの班に分かれて出発しました。ともに工場の見学に加え,事前に送らせていただいていた生徒たちの質問に対して丁寧に答えてくださいました。見学後の質疑応答では生徒から活発に質問が出て,「日本人とは異なる現地のタイ人の考え方を踏まえて,業務を改善するためのより良い方法」や,「お互いがより良い職場にするための考え方」等についてお話を伺うことができました。
それぞれの班は昼食会場で合流し,食事後は,まず王宮とワットプラケオ(エメラルド寺院)に行きました。現在はプミポン国王の崩御による喪中の期間内でもあるため,警備がかなり厳重でした。
王宮を出た後,徒歩にてワット・ポーに行き,涅槃仏の大きさに圧倒されました。
夕食後はアジアティークナイトマーケットでそれぞれが買い物を楽しみ,本日も全員無事に活動を終え,ホテルに戻ってきました。
4日目
4日目(3月8日[水])の午前中は,ホテルから北東に約10km離れたUdom高校(正式名称は,「Triamudom Suksa Pattanakarn Ratchada Schoolといいます。」と学校交流を行ない楽しく過ごしました。
教員挨拶と記念品交換の後,Udom高校の生徒からは,学校紹介とムエタイの実演がありました。本校からは,京都および学校紹介のプレゼンテーションと,「上を向いて歩こう」の合唱を行いました。質疑応答などは英語で行い,有意義な生徒間交流ができました。
Udom高校で打合せを兼ねた昼食を班ごとにとり,午後からは10班に分かれて,現地生徒とともにB&Sに行きました。各班が全員無事に活動を終え,戻ってきてからは,ホテルで写真を撮るなどして別れを惜しんでいる姿が印象的でした。
その後,サイアムニラミットへ行き,夕食とタイの歴史と文化をテーマにしたショーを鑑賞しました。
FWも後半になりましたが,全員元気に頑張っています。
5日目
5日目(3月9日[木])の午前は,プラティープ財団を訪問しました。
生徒挨拶と子供たちへのお土産贈呈(皆で作った折り紙です)の後,プラティープ財団の概要および支援について,財団創設者のプラティープさんから説明していただきました。この中で,「タイは近年確かに発展しているが,貧しい人たちもたくさんいて,そういう人たちの多くがスラムにいる。スラムはタイに 5,500 あり,タイの人口 6,600万人のうち,約600万人がスラムに住んでいるのが現状である。」とのお話しがありました。
午後からは,班別フィールドワークに出かけました。17時にホテル集合という制限がある中で,それぞれの班が事前に考えてきたことを実践し,すべての班が時間までに戻ってくることができました。
そして,バンコク最後の夕食時には,現地のスタッフ(添乗員およびガイド)の皆様に対して,生徒たちから感謝の意を伝えました。
全員無事に活動を終え,スワンナプーム国際空港から,23時15分発のTG622便にて帰国の途につきました。
今回のFWタイコースで関わっていただいた全ての方々には本当にお世話に与り,ありがとうございました。また,保護者の皆様をはじめ関係する皆様方から本取組への御理解・御協力を賜りまして,心から感謝申し上げます。今回の成果を5月の海外FW発表会などで発信し,各自の成長につなげてくれるものと思います。
今後に期待しています!