社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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5月13日(土)13:30より,「1年生海外フィールドワーク(以下海外FW)・進路保護者説明会が行われました。会場の7階大講義室はほぼ満席となる盛況ぶりでした。
冒頭の竹田校長挨拶では,今春の大学入試結果に触れられ,新しい扉が開かれた西京には,まだまだ大きな可能性があることを強調され,「勉強するのは当たり前,プラスα何をするかを生徒一人ひとりが考えていけるように支えていきましょう」と呼びかけられました。特に,自宅学習が実効性あるものとなるよう,ご家庭でも工夫をお願いしたいという点と,それぞれの生徒が,自分はどこでどのようなことを学び・感じ・調査したいかを主体的に判断・選択し,しっかりと説明できることが大切であること,等について説明とお願いがありました。
次に,学年主任の辻先生から,学習合宿の取組報告を中心とした15期生の現状や期待すること等について説明を行いました。「この1ヶ月の高校生活は,濃密で高校の学習内容のレベルの高さから洗礼を受けている期間で,何をするにも,時間が足りなかったのではないでしょうか。今後も取組を通して,時間の使い方を学んでいきます。」と報告され,また,スマートホンの使い方に関しては,ご家庭とも協力しながら指導していくことを確認されました。最後に「認めあう,補いあう,高めあう15期生の集団としての成長を促していきたい」と力強く抱負を述べられました。
また,進路部から,進路部長の大塩先生から,今春卒業した第12期生の進路結果についてのご報告と,1・2年生のうちに確立しておくべき学習スタイル,また1年生後期に行っていただく文系・理系のコース選択に向けて今から考えておくべきことなどについてのご説明をいたしました。特に,学習スタイルを確立するために3点固定(起床時間,就寝時間,食事の時間を固定する)をし,家庭学習時間の確保のお話が印象的でした。
後半は,海外FW関係のご説明です。
まずは,この3月に7つのコースに分かれての「選択制海外FW」を行った現2年生(14期生)のFW委員の発表からです。
昨年度コース長から,7コースそれぞれの目的や成果についてのプレゼンテーションを行いました。行程の紹介,気づいたこと,良かった点等,各発表者の持ち味を生かしながら,いつもとは少し勝手の違った状況の中,大変ユニークなプレゼンテーションを行っていました。自分の殻を少し破ることができたこと,本当の意味で相手の立場,特に海外の方の立場,おかれた環境を考えることの必要性を感じたなど,1年間の取組を通しての生徒の成長がよく伝わる内容であったように思います。
それを受けて,1年生(15期生)のFW委員を代表して2名の生徒が決意表明を行いました。FWをより良いものにしようと燃えている15期生のフレッシュな姿が,とても1年生らしく今後の活躍を確信しました。応援しています!
生徒による報告・説明の後,岩佐教頭から,海外FW実施に当たっての注意点のご説明と保護者の皆様へのご協力のお願いをさせていただきました。特に,海外フィールドワーク実施に当たり,さまざまなリスクがあるということ,特に刻々と変わる情勢の中で,最終的に「行きたくても行けない」こともありうるということをご理解いただきたいということをお話しされました。「独立自尊」の姿勢を身に着けていくために,いかに自立させることが大切なことであることを強調されました。
最後に,PTA1年学年委員の皆様の御紹介をもって,説明会を終わりました。PTAの役員の皆様,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
予定した時間を超え,長い説明会になりましたことをお許しください。お忙しい中多くの皆様のご来校を賜り,誠に有り難うございました。
[写真]
1枚目
1段目左 校長挨拶
1段目右 学年主任挨拶
2段目左 進路部長説明
2段目右 教頭説明
2枚目
1段目右~4段目左 昨年度各コース長説明
4段目右 15期生FW委員決意表明