社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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6月14日(火),この日まで4日間にわたって行われた前期中間考査最終日の午後を利用し,2時から4時までの2時間,535教室において,この夏実施の「エンタープライズトップリーダー研修」(以下,TL研修と略します。)の参加者2年生16名に対する第3回事前研修を実施しました。
4月のキックオフガイダンス,5月のコミュニケーション研修(アナログコミュニケーションの基礎を学び体得する)に続く3回目となる本日は,「自己アピールオリエンテーション研修」で,講師は,佐田 創さん(株式会社アイエスエイ関西支社国際教育事業部副支社長)です。
最初に前回の研修の内容(「受信力」「発信力」「力をつけるためには」等)を復習した後,事前に調べてきたFreedom Trail に関する課題について1人ずつ発表を行いました。ボストンのFreedom Trailとは,アメリカの独立戦争にまつわるボストンの歴史を巡るために結ばれたルートであり,現地で実際に訪問する予定です。発表に関して佐田さんからアドバイスをいただいた後 ,本日の本題である自己アピールがアメリカで如何に必要かということについてお話をしていただきました。その後 ,生徒たちは実際に自己を分析し,人に伝える課題を通して発信力を伸ばすタスクに全員で取り組みました。
タスクは「私は~です。」の「~」の部分に入る言葉をできるだけ考え,発表交流するタスクです。制限時間内に自身のことを30文で書き表すことは案外難しいものであったようです。マインドマッピングの手法を通して発想を広げ,あまり話をしたことのない人とのペアワークを通してしっかりと発信し意見交流を行いました。交流を行う中で ,共通の話題について話しているときは盛り上がることが多く ,楽しかったと言った声もあり ,実践を通して大切な気づきを得ることができていたように思います。現地の人々と交流をする機会には是非今回の気づきを生かしてほしいです。
研修の最後に佐田さんから「負荷をかけること。現地での取り組みや結果はそれによって違ってくる。」と貴重なアドバイスをいただきました。試験明けではありましたが ,集中力を要求される2時間の研修に全員しっかり取り組んでいました。本日学んだことを現地での活動に,ひいてはこれからのさまざまな取組に是非生かしてほしいと思います。