社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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10月19日(木)の6,7時間目に,15期生海外FW秋課題発表会が行われました。今回はインドネシアコースの様子をお伝えします。
インドネシアコース秋課題発表会は,質疑応答含め全て英語で行われました。英語で行なった目的は2つあります。1つ目は,「自分の調査を英語で説明できるようになること」です。12月には,インドネシア人の外部講師を呼んでおります。そのインドネシア人講師の方に調査の助言を求めるのも,現地でアンケート等の調査依頼をお願いするのも,その際に自分たちのやろうとしていること説明するのも,全て英語です。知っている語彙や表現で,自分の言いたいことをなんとか伝えるという状況を作り出す必要は今後の活動を見越して,大いにあります。2つ目は,「総合学習と教科の結びつき」です。本校における海外FWの取り組みは,総合学習や特別活動の一環として行なっているものです。総合学習と各教科の有機的な結びつきを担保するためにも,英語の授業以外で英語を使うという関連のさせ方は非常に重要です。
さて,生徒たちは秋課題として,現地調査の興味関心を深化させるという課題を与えられていました。夏課題で得た抽象的なレベルでの自分の興味関心を,さらなる文献・インターネット調査を踏まえてより具体化していきます。1週間前に提出してもらったレポートについて,5分間のプレセンと5分間の質疑応答を行いました。周到に原稿を用意した生徒,スライドの記述だけを頼りにその場で英語化する生徒,スライド上の英語記述の下に日本語訳をつけるなど様々な方策,配慮がありました。質疑応答に関しては,最初は躊躇する場面もありながらも,徐々に英語モードになり,活発な議論ができていました。
さらに,今年のインドネシアコースの特徴としては,デンマークからの留学生のサラさん(1年7組)が活動に参加してくれている点です。3月のFWには行かないものの,EP1の授業を使ったコース別の活動には参加してくれています。他の生徒と同じように,サラさんにもインドネシアに関するプレゼンをお願いしていました。「インドネシアの生態がどれだけ豊かか」という問いに対して,客観的なデータを使って,効果的なプレゼンをしてくれていました。
秋課題発表を終えて各生徒たちの興味関心の内容に磨きがかかってきたようです。再来週には,現地での活動班(ともに調査を行い,レポートを書き上げる小集団)も決定することになります。海外FWまで残すところあと5ヶ月。最後まで頑張りましょう!