社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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8月19日[水]は,夏の甲子園準決勝戦です。
これにちなみまして,本校の前身である「京都市立第一商業学校(京一商)」野球部の全国大会(春の選抜大会)優勝時の記念写真を御紹介します。
昭和23(1948)年春の選抜大会は,4月1日から6日までの6日間の日程で行われ,早稲田実業や浪華商など全国16校が熱戦を繰り広げました。(うち,京都からは 「京一商」[2年連続3回目]と「京二商」[2年連続2回目。なお,校舎は現在の北野中学にありました。]の2校が出場。)
京一商・京二商ともに勝ち抜き,決勝戦では京都勢同士の白熱した投手戦の末,1対0(延長11回)で京一商がサヨナラ勝ちを収めたそうです。写真は,全国優勝を記念して,本校旧校舎前で撮影されたものです。
ちなみに,昭和23(1948)年4月の学制改革により,京一商は「西京商業高等学校」,京二商は「西陣商業高等学校」と名称が変わり,ともに西京商高の校舎で午前・午後に分かれて勉強することになったそうです。(旧「京二商」は,新制中学の「京都市立北野中学校」となったため。)
『京一商八十八周年記念誌』によりますと,「同じ校舎で勉強し,同じ校庭で練習し,遠征も共に帯同で行くこともしばしば,選手同士も兄弟のように親しい間柄であった。しかし,その年の夏の全国大会予選ではいきなり両者が第一回戦で顔を合わせるという皮肉な組み合わせとなり,甲子園の優勝戦の再現が京都予選の一回戦で行われる,と京洛は沸きに沸いた」そうです。結局,予選を勝ち抜いて臨んだこの夏の甲子園大会では,「西京商」は惜しくも準決勝敗退・ベスト4となり,春夏連続優勝の夢はかないませんでした。