社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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3月3日(土)9時30分から,2月に行いました前期選抜で見事合格された入学予定者に対して,第1回登校日ということで,オリエンテーション等を行いました。
まず,発表された仮クラスごとに仮ホームルーム教室に集合し,仮担任の先生から書類の配付と本日の流れについての説明を受けました。その後,7階大講義室に移動し,約90分間にわたって全体オリエンテーションを行いました。
竹田校長は冒頭の挨拶で,「毎年,中には,“西京高校入学”が目的になってしまっている人がいます。また,高校進学後も,“大学進学”そのこと自体を目的にしている人も見受けられます。しかし,そういったことが目的なのではなく,皆さんが社会で活躍・貢献できるグローバルリーダーになること,そのために社会人力を身に付けることが今後の目的であるべきです。与えられる勉強ではなく,学ぶ力を身に付けるにはどうしたらよいか,よく考えて頑張って下さい。」と激励メッセージを贈りました。
次に,今後の日程や高校での学習について,岩佐教頭から説明がありました。高校入学に向けた“覚悟”の重要性について,「この1箇月間の過ごし方が大切です。高校で何がしたいのかをしっかり考えて入学の準備を進めてほしい。」とお話ししていました。続いて国語・数学・英語3教科の先生方から,学習を進めるにあたっての注意事項や確認テストについて説明がありました。「『予習―授業―復習』のサイクルをしっかりと確立することが重要」「高校の数学では,自分の頭で考えて悩むことが大切。出来た問題も出来なかった問題も,それは何故だったのか,その根拠を追究して“経験値”を増やすように心掛けてほしい。そのためには,悩んだ過程をノートに残し,しっかりと振り返ることができるように」「英語科で作成した独自教材も使いながら,4技能(聞く・読む・話す・書く)をバランスよく伸ばしていきます。家庭学習をしっかりと行ってペースをつかんで下さい」等,質・量ともに高度になる高校の学習に向けて,どの教科も,「意識を切り替え,素直に勉強の“型”を受け入れて,まずは頑張ってみよう」と,熱く語っていました。
続いて,高校生活について,生活指導部の山本先生から諸注意がありました。高校生になるに当たっての自覚の大切さを述べられ,高校生活を送る上での各種のルールについて説明しました。
そして,中高一貫教育企画部長の岡本先生から海外フィールドワーク,学習合宿(1年生入学直後に実施)の概要説明があり,教育推進部の松尾先生からスタッフ募集,「トビタテ! 留学JAPAN 高校生コース」の説明の後,1年学年主任から挨拶があり,「いろいろなことに挑戦してほしい。勉強するのは当たり前,高校で何がしたいのか。」と全体に問いかけておられました。
全体への説明終了後,出口で「学習合宿」のスタッフ立候補を受け付けましたところ,多数の応募があり,内進生と外進生とを合わせると学年の約3割を超える生徒たちがスタッフということになりそうです。
全体オリエンテーションの終了後は,仮クラスごとに制服の採寸や課題用テキストの購入等を行い,第1回登校日の日程を終えました。
次回の入学予定者登校日(3月22日(木))には,内進生と外進生とが一堂に会します。元気に登校して下さい!