社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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5月12日(土)13:30より,「1年生海外フィールドワーク(以下海外FW)・進路保護者説明会が行われました。会場の7階大講義室はほぼ満席となる盛況ぶりでした。
冒頭の竹田校長挨拶では,今春の大学入試結果に触れられ,昨年度に引き続き新しい扉が開かれ,西京には,まだまだ大きな可能性があることを強調されました。また,高大接続改革の状況にも触れられ,大学入試改革の内容にも言及されました。「英語にしても記述問題にしても,西京で行っている学習で何ら問題ありません。周りで騒いでいる内容に惑わされず正しい情報を見極めていきましょう。」と呼びかけられました。特に,自宅学習が実効性あるものとなるよう,ご家庭でも工夫をお願いしたいという点と,それぞれの生徒が,自分はどこでどのようなことを学び・感じ・調査したいかを主体的に判断・選択し,しっかりと説明できることが大切であること,等について説明とお願いがありました。
次に,学年主任の三浦先生から,学習合宿の取組報告を中心とした16期生の現状や期待すること等について説明を行いました。「間もなく定期考査が行われますが,中学と同じようにいかないのは当たり前です。どうぞ,温かく見守ってください。この1ヶ月の高校生活は,濃密で高校の学習内容のレベルの高さから洗礼を受けている期間で,何をするにも,時間が足りなかいのではないでしょうか。失敗を繰り返しながら時間の使い方を学んでいきます。」と報告されました。
また,進路部長の大塩先生から,今春卒業した第13期生の進路結果についてのご報告と,1・2年生のうちに確立しておくべき学習スタイル,また1年生後期に行っていただく文系・理系のコース選択に向けて今から考えておくべきことなどについてのご説明をいたしました。特に,この学年から始まる大学入学共通テストの概要については,まだはっきりしていないことがたくさんありますが,西京の学習で十分対応できることを強調されました。
後半は,海外FW関係の説明です。
まずは,この3月に7つのコースに分かれての「選択制海外FW」を行った現2年生(15期生)のFW委員の発表からです。
昨年度コース長から,7コースそれぞれの目的や成果についてのプレゼンテーションを行いました。行程の紹介,気づいたこと,良かった点等少し緊張した面持ちで保護者の皆様に自分の言葉で伝えていました。自分の殻を少し破ることができたこと,本当の意味で相手の立場,特に海外の方の立場,おかれた環境を考えることの必要性を感じたなど,1年間の取組を通しての生徒の成長がよく伝わる内容であったように思います。
それを受けて,1年生(16期生)のFW委員を代表して2名の生徒が決意表明を行いました。FWをより良いものにしようと燃えている16期生のフレッシュな姿が,とても1年生らしく今後の活躍を確信しました。応援しています!
生徒による報告・説明の後,岩佐教頭から,海外FW実施にあたっての注意点と保護者の皆様へのご協力のお願いをさせていただきました。特に,海外FW実施にあたり,さまざまなリスクがあるということ,特に刻々と変わる情勢の中で,最終的に「行きたくても行けない」こともありうるということをご理解いただきたいということをお話し,「独立自尊」の姿勢を身に着けていくために,いかに自立させることが大切なことであることを強調いたしました。そのために「親」は「木の上に立って子たちを見守りましょう。」と呼びかけさせていただきました。
最後に,PTA1年学年委員の皆様の御紹介をもって,説明会を終わりました。PTAの役員の皆様,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
予定した時間を超え,長い説明会になりましたことをお許しください。お忙しい中多くの皆様のご来校を賜り,誠に有り難うございました。
[写真]
1枚目
上 校長挨拶
中 学年主任挨拶
下 教頭説明
2枚目
1段目左~4段目左 昨年度各コース長説明
4段目右 16期生FW委員決意表明