社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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理学部2年,後藤啓文君が8月に行われた「第14回全国物理コンテスト 物理チャレンジ2018(全国大会:第2チャレンジ)」に2年連続で出場しました。その時の様子を校長室で報告してくれました。
物理チャレンジは,20歳未満で大学などの高等教育機関に入学する前の青少年を対象とした全国規模の物理コンテストです。世界物理年(2005年)を記念して第1回全国物理コンテスト「物理チャレンジ2005」が開催され,以後毎年開催しています。予選となる「第1チャレンジ」は1699名の応募者が,「実験課題レポート」「理論問題コンテスト(7月に全国70ほどの会場で開催~京都は京都工繊大)」に臨みました。実験課題・理論問題両方の得点で,第2チャレンジ進出者が決まります。
後藤君は両部門で優秀な成績を収め,昨年に続き第2チャレンジ進出を勝ち取りました。第2チャレンジ進出者は全国で99名(京都府からは後藤君ただ1人),うち高3以上が53名,高2が38名,高1は7名,中3が1名でした。
「第2チャレンジ」は,8月19日から東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて,3泊4日の合宿形式で行われ,それぞれ5時間で行なわれる「理論」と「実験」のコンテストにチャレンジしました。第2チャレンジでは3年生の壁は厚く,上位入賞(メダル)は逃しましたが,奨励賞と第1チャレンジ実験優秀賞を頂きました。後藤君は,来年もぜひ挑戦したいと力強く話してくれています。
本校理学部では,理学部員に限らず,物理,化学,生物などのコンテストに積極的な参加を呼びかけています。これらの大会を通して学習や研究に向けて視野が広がっていきます。
来年度以降の多くの応募を期待します!
写真上 竹田校長と後藤君
写真中 竹田校長に報告をする後藤君
写真下 主催者からの提供写真 1全体写真2課題に取り組む様子3小林誠先生(ノーベル物理学賞)の講演会