社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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11月18日(日)7階メモリアルホールにて,卒業生企画「第3回関西エンプラフェスティバル」が開催されました。
平成18年にエンタープライジング科1期生が巣立ってから12年がたち,今年の3月には13期生が卒業いたしました。現在,1期生から9期生までの卒業生が大学等を卒業して,社会人として活躍しております。「エンプラフェスティバル」では,現在社会で活躍する卒業生を招き,各人のキャリアについて,本校卒業の大学生また在校生に対してプレゼンテーションをします。卒業生を通してエンタープライズ教育を振り返り,今後の教育活動に役立てたいと考えております。
この企画は,5年前の平成25年に実施された中高一貫教育研究大会のオプションとして初めて開催されました。それ以降,東京にてエンタープライジング科西京関東会主催で「東京エンプラフェスティバル」が4回開催されました(今年度は12月8日開催予定)。これは,関東在住のエンタープライジング科1期生から現役の大学生までが集い,パネルディスカッションとブース発表・質疑応答を通して就活支援を行うことを目的としています。
京都でも昨年2月,12月に卒業生主催で開催が始まりました。今回は,「関西エンプラフェスティバル」と銘打ち京都で行う3回目として開催されました。社会人と大学生が交流を深めることはもちろんのこと,在校生にも身近な卒業生のキャリアを伝え,聞くことによって,自分のキャリア形成に役立てることを目的としています。附属中学生,高校生も参加することができ,盛会となりました。
13時20分から3期生の有馬大貴さんから「医療を通じて社会に貢献する~私のこれまでの歩み~」というテーマで基調講演が行われました。有馬さんは薬学部出身で博士課程まで進まれ研究を行ってこられました。そのご経験の中で,社会に貢献するため何ができるかを考えるために「近い未来と遠い未来をイメージすること」が大事であることを具体的な例を示されながらお話しいただきました。
そのあとは,各ブース(医療,研究職,公務員・メディア,金融・商社,企業,テーマパーク)に分かれ10数名の卒業生の皆さんが,大学生,在校生に対して現在のお仕事の内容,高校時代に行っておくべきことなど,エンタープライジング科ならではのお話をしていただきました。在校生にとって憧れの先輩からの貴重なメッセージは,今後の学びの動機づけにつながったことだと思います。
約3時間にわたるプレゼンテーションでしたが,参加していただいた方々と充実した時間を共有することができました。あらためまして,プレゼンテーションをしていただいた卒業生の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。また,次回皆さんとお会いできることを楽しみにしています。最後になりましたが,企画運営に携わっていただいた実行委員の皆様,お疲れ様でした。お礼申し上げます。