社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1[MAPを見る]
TEL. 075-841-0010 FAX. 075-822-5702
10月7日(水)午前8時50分から,7階大講義室にて3年学年アセンブリを行いました。前期期末考査終了翌日という機会をとらえ,後期にむけて気持ちをしっかりと切り替えて良い滑り出しをするべく,例年この時期に行っているものです。
まずは,村上校長のお話です。
11期生の皆さんは「エンプラ第2ステージ」の“1期生”として,いろいろな新しい取組にチャレンジしてきました。「入学前から耳にしていた<3つのC>は身につきましたか?」という問い掛けからお話が始まりました。熱心に取り組んでいることと思いますが,在学中はなかなかその実感が湧かないのではないでしょうか。卒業した先輩たちも,「大学のゼミ発表や就職活動,あるいは社内でのさまざまな活動の際に,『こういうことだったのか』と初めて身をもってわかった」と言ってくれています。皆さんもその境地にいたる時を楽しみにしていて下さい。
ところで,大事な挑戦を控えた皆さんに,「4つめの“C”」をお教えしようと思います。それは,「Confidence」,つまり「自信」です。「3つのC」の中に「Challenge」がありますが,チャレンジに必要なものは「自信」です。この3年間あるいは6年間頑張ってきた皆さんには,ひとかどの自信を持っていてほしいと思います。大学入試を前にして,自信がなくて妥協しそうになったり,焦りを感じたりすることもあるかとは思いますが,最後の最後に大切になるのは「気持ちの強さ」であり,それを支えるのは「自信」です。現実の自分の姿としっかり向き合い,これまで培ってきた力を十二分に発揮するべく,粘り強く頑張って下さい。
次に,進路部の久保先生から,後期の特別時間割から入試に至るまでの心構えや注意点についてお話ししていただきました。特にメンタル面や手続き面(調査書発行依頼の手続と出願書類の用意等)での留意点を中心にしながら,先輩たちがたどった成績面での成長の軌跡も示しつつ,「明確な目標を設定して,意識高くじっくりと,強い気持ちで準備に取り組むことが大切である」と強調していました。
続いて2限目には,各教科担当者からのお話しありました。「疑問はどこまでも深く追求することが大切」「志望をしっかりと持ち,現実から目をそらさず着実に努力を積み重ねることが重要」「演習量に加えて,これからは理解の質も上げること」等の熱い語りに,生徒たちはときには大爆笑もしながら,真剣に耳を傾けていました。
学年アセンブリ終了後には全員で中庭に移動し,卒業アルバム用の学年集合写真を撮影しました。
3年生は,これから一人ひとり別々に入試本番に向けて準備・計画していくことが増えていきます。入試科目,試験日,出願期日,必要書類なども志望大学によって異なりますし,家庭学習時間の内訳や,週末・冬季休業中の学習計画なども,人それぞれになっていきます。自らの進路実現の可能性を自ら狭めてしまうことのないよう,「自己責任」の意識を高く持って着実に取組を進めて下さい。
卒業に向け,逞しく成長してゆく11期生の皆さんに期待しています!