社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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後期初日の10月15日(木)6・7限,「エンタープライズI」(総合的な学習の時間)とロングホームルームの時間を連続して用い,7階大講義室にて,1年生全員が一堂に会し,「内進生ビジネスプラン優秀チーム発表会」と「学年アセンブリ」とを行いました。
6限は,内進生が「エンタープライズI」で取り組んでいます「高校生ビジネスプラングランプリ」の,各クラス優秀チームによる発表会でした。(これは,日本政策金融公庫[以下,日本公庫と略]主催による高校生対象のコンテストで,商品・サービスの内容をはじめ,ターゲットとなる顧客や人員体制,収支計画に至るまで,具体的なビジネスプランを作成・提出することが求められるものです。)
各クラスから代表として発表した3チームは,ともパワーポイントをうまく用い,高校生らしい「学習アプリ」や「自習室カフェ」,「ゲーム機レンタル」について,それぞれのアイディアをリズムよく説明していました。
発表終了後,日本公庫京都創業支援センター所長の金子孝幸様から御講評と激励を賜りました。まず今回の活動について,身近な問題を取り上げて解決策としてのビジネスアイディアを考えるという取り組みが,まさに現代社会で求められている活動であると総括していただきました。また,質疑応答で内進生・外進生を問わずさまざまな問いが投げかけられ,それに対してしっかりと回答できていたことについても,「プレゼンテーションは用意したものをうまく発表出来れば良いわけだが,その場で突然寄せられる問いに対してきちんと対応しようとすると,事前に様々な角度からチームの中で“深堀り”をしておく必要がある。それが出来ていることがよくわかる。“チームでディスカッションをする”“発表をしっかりと聴き・質問を投げかけ・きちんと答えを返す”こういった経験は今後様々な場面で大きく役立つことでしょう。」とも述べられました。その上で,今回の発表の中で,商品の差異化はできていたことはお褒めいただきましたが,これから多様に変化する時代の中で“情報のアンテナ”を研ぎ澄まして世の中の動きに常に適応し,差異化し続けることが必要だというご助言をいただくことができ,非常に勉強になったことと思います。
内進生はもちろんのこと,これから同じ「エンタープライズI」の時間に「アイディア企画演習コーポーレートアクセスコース」で取り組んでいるビジネスアイディアの発表を控える外進生たちも,真剣に聞いていました。
7限前半は,教務・学事情報部の担当教員から,「文理選択・2年次選択科目」本登録に向けた最終説明を行いました。入学直後から何度となく生徒諸君への進路アセンブリを行い,卒業生による文理選択座談会や夏の京都大学オープンキャンパスへの参加など,7か月間にわたって情報提供し,考え,実感してもらいながら,生徒自身が学ぶ動機を見つけた上で理系または文系のコース選択をできるように取組を進めてきました。その集大成として,先に提出していただきました「仮登録」を踏まえて,保護者や学級担任等との相談結果なども考えあわせて,いよいよ「本登録」を行っていただきます。「自分はどのような形で社会に貢献するのか」「そのためにはどのような学びをしていくべきか」,もう一度じっくりと考えて決断してほしいと思います。決断した後は,覚悟を決めて取り組むだけです。可能性を自ら狭めることなく,興味関心を広く持って,何事も楽しみながら日々の努力を積み重ねていってほしいものです。
7限後半は進路部から模擬試験の分析結果の解説をしていただきました。7月進研模試と8月全統模試のデータをもとに,1年生全体としての状況や,これまでの学年のデータとの比較から浮かび上がる「13期生の課題」について具体的にお話しいただくことができ,生徒たちは熱心に聴いていました。
今後の活躍に期待しています。ガンバレ 13期生!
[写真](優秀チーム発表会のみです)
1段目~2段目左 各チームの発表の様子
2段目右 会場の様子
3段目左 質疑応答の様子
3段目右 講評の様子(日本公庫・金子様)