社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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インドネシアコース [5日目]
本日は活動最終日です。30度近い気温ですが,全員元気に活動しています。
本日の最初の活動は,国立ブカシ第二専門高等学校訪問です。我々が訪れると,生徒約500人が出迎えて下さり,凄まじい歓待ぶりでした。ウェルカムダンス(伝統舞踊)等のセレモニーが行われました。教室に移動後,現地の校長から「これからも交流を続け,インドネシアと日本を結びつけるような深い友情を築きましょう」との言葉をいただきました。本校からも岩佐教頭から「このプログラムを通してお互いの絆を強めることができることを願っています」との挨拶がありました。生徒代表は1-4濱口さん。ほとんどインドネシア語で完璧なスピーチをこなしました。その後は,本校から日本,京都,西京高校の紹介,ブカシ高校の代表生徒からは伝統舞踊のパフォーマンスがありました。そのお返しに,先日同様Cosmosを合唱しました。その後,各生徒が向かい合って座り,交流を開始します。現地の楽器の紹介,こちらからは折り紙の紹介などをし,文化交流をしました。名残惜しみながらも,ここでお別れ。最後に,1-4小川さんがインドネシア語でお礼の挨拶をしました。
ブカシ高校の後は,いよいよインドネシアコースの目玉とも言える,ごみ最終処分場の見学です。写真ではなかなか伝えきれない光景が広がっていました。ごみを運搬するトラックの数の多さ,何よりそこで生活を余儀なくされている方々の姿,ごみをかきあげるショベルカー。かきあげられたゴミに群がる人々。ショックでした。
ただ,感じてほしいことは,我々が住んでいる「日常」が当たり前なのではなく,数多くの「非日常」が世界各地には存在しているということです。まさに五感に飛び込んでくる言語を超えたすさまじい光景の広がりを前に,生徒たち一人一人が言葉にできない何かを感じ,そしてこれから何を知らなければならないか,何をなすべきかを考える契機になったことでしょう。
本日はジャカルタから羽田空港に飛び,そこから伊丹行きへ乗り継ぎます。
写真1 両校の先生方
写真2 集合写真
写真3 交流の様子