社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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毎年聴講させていただいております「京都賞高校フォーラム」に向けて,参加生徒への校内での事前学習会や当日の誘導等を取り仕切る生徒スタッフ会議を,10月23日(金)放課後,6階631教室にて,18時30分ごろまで行いました。
「京都賞」は,科学や文明の発展,また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞で,公益財団法人稲盛財団によって運営されており,先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の計3賞が贈られます。昭和60(1985)年に第1回京都賞が授与され,今年で第31回目となります。
授賞式および関連行事は毎年11月に行われ,この「高校フォーラム」もその一つです。以前は各学校単位で行われており,平成21(2009)年11月14日には,第25回京都賞(先端技術部門)を受賞された赤崎勇先生が,7階大講義室で本校中高生希望者を対象に特別授業を行って下さったこともあります。(平成23年からは本校「学術顧問」としてもお世話に与っております。)
今年度の高校フォーラムは11月13日(金)午後に行われる予定で,受賞者のうち,ミシェル・マイヨール博士(基礎科学部門・ジュネーブ大学名誉教授)の御講演を,京都府内の高校生とともにお聴きすることになります。
今年のスタッフは1年生15人,2年生5人の計20人です。「京都賞の歴史や稲盛財団」「博士の生い立ちやこれまでの功績」「宇宙科学の基礎や博士の研究内容」という3つのグループに分かれて準備を進め,11月の校内事前学習会で本校からの聴講希望生徒へのレクチャーを行います。
本日は前回に決めた役割分担に従い,パートごとに準備を進めていきました。昨年度を経験している2年生スタッフが1年生に去年の説明用スライドを見せて感じをつかませながら,自らの体験を踏まえてアドバイスしている姿が印象的でした。毎年連綿と続いている西京の伝統として,次の学年へのバトンの受け渡しがしっかりと行われていく様子を垣間見ることができました。
今後,スタッフでスライド資料やレジュメを作成したり,理科の先生を招いての「スタッフ学習会」を行ったりしながら,一般参加の本校生たちにレクチャーできるように取組を進めていきます。
スタッフの皆さん,高校フォーラムでの御講演聴講をより実りあるものにするため,頑張って下さい!
[写真](撮影時は終わりがけだったため、スタッフの人数が少なくなっていました。)
左: パートに分かれての準備作業
右: 昨年度作ったスライドをタブレットに映して説明する2年生