社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1[MAPを見る]
TEL. 075-841-0010 FAX. 075-822-5702
10月24日(土)13時30分から,7階大講義室にて,2年進路保護者説明会を実施しました。
初めに,村上校長から,つい先日(10月22日[木]),2年生が「受験生宣言」を行ったことを紹介され,受験に立ち向かうお子様に対して一番大切なことは「信頼」です,と御挨拶がありました。そして,「周りの大人たちに(保護者からも先生からも)わかってもらっている・信頼されている,ということが本人の自信(自己肯定感や自己効力感)につながる」「信頼の気持ちがしっかりとお子様自身に伝わるよう心掛けていただきたい」「相互の信頼関係はどのような局面でもやはり基本です」「家庭・学校が協力して,見守り・支え・励ましていきましょう」と話されていました。
続いて,駿台予備学校京都校の川本学校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演があり,「受験勉強の意義」「大学入試の現状」「夢の実現に向けて~受験勉強とは」「家族は受験生をどう支えるのか」という内容でお話し下さいました。
「大学受験や受験勉強は自分を成長させるチャンス」「現役生は試験当日まで伸びる」「安易に志望を下げず,粘り強く努力を続けることが大切」とした上で,「再受験生(不本意入学により,退学してもう一度大学入試にチャレンジする者)が推計で4万人を超えており,“楽な方向”に逃げても結局は大きな無駄が生じる」「大学全入時代と言われるが,難関大志向は高まっている。しかし,かつてに比べると難関大の間口は広まっているといえる」「復習はとても大切。帰宅したら部屋に直行し,制服のままで手を動かすように習慣づける」「まずは学校の授業を軸に基礎学力の定着と学習習慣の確立を」「模擬試験は“間違えた問題”にお金を払っていると捉え,3回は復習を」「本人とのコミュニケーションをしっかりととり,最大の応援者でいてほしい」等々,御経験談を盛り込みながらの,盛り沢山で有益なお話でした。
さらに,進路指導部の久保先生から,「模擬試験の結果を踏まえた12期生の現状及び受験生宣言の意義」について,去る10月7日に行いました2年進路アセンブリで生徒たちに説明した内容を中心にお話いたしました。「受験生だから今すぐ部活をやめなさい,といっているわけではない。部活引退後の切り替えをスムーズにするため,生活スタイルの優先順位を変えていく。何をどれだけするか(できるか)を計って,受験生になる準備を虎視眈々と進めること」等,スライド資料やプリントをもとにして分かりやすく御説明していました。
最後に,2年学年主任の岡本先生から,12期生の最近の様子についてお話がありました。西京祭(文化の部や体育の部)の写真を示しながら生徒たちの頑張りを紹介するとともに,後期進学補習受講にあたっての心掛けや保護者担任懇談会等についても御説明し,最後に「受験生宣言」の様子をまとめたビデオを御覧いただいて終了しました。
予定を大幅に超える長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入って下さいました。お忙しい中多数御参加下さり,誠に有り難うございました。