社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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4、指導の重点
「自ら学ぶ力」「自ら律する力」「対話する力」「問題化する力」「多様性を寛容する力」の育成を指導の重点とする。
(1)社会で通用する規範意識と健やかな体の育成を図る指導
挨拶の励行、学習規律の徹底、基本的生活習慣の確立はもちろんのことHR活動・生徒会活動等における生徒の主体的な活動を通して、生徒が望ましい人間関係を築き、集団の一員として協働する態度を育成するとともに心身の健やかな成長や健康の保持促進、安全に対する意識を高め、場と状況に応じた適切な意思決定を伴った行動ができるように中学生・高校生としての意識改革を図る。
・・・・・・・・「自ら律する力」「対話する力」
(2)主体的・対話的な学びに向かわせるための授業改善の推進
生徒・教職員共に全ての教育活動の基本は「授業」であるという強い認識の下、授業を通して生徒と真のコミュニケーションを図ることができる、生徒が輝き、お互いに信頼感のある授業への改善を推進する。また、各授業は予習・復習の家庭学習を前提として行うことを教職員が共通認識するとともに生徒にも徹底させ、家庭学習と授業をつながり合わせながら計画的な支援により「主体的に学習に取り組む態度」及び「自ら学ぶ力」の育成に積極的に取り組む。
・・・・・・・・「自ら学ぶ力」「対話する力」
(3)大学入試改革に対応した確かな学力をつけさせる指導
生徒の進路保障を最優先課題とし大学改革の状況を適切に分析しつつ、主体的・対話的で深い学びを重視した授業を通して必要な習得型学力を向上させ、一人一人の自己実現を確実なものとする。特に生徒との面談による指導と学習への振り返りを重視しながら、授業・LHR等を通して組織的・計画的な進路指導・キャリア教育を行う。
・・・・・・・・「自ら律する力」「自ら学ぶ力」
(4)SGH校として更なるグローバルキャリア教育を推進する指導
生徒一人一人がSGHに繋がる中高のプログラムを通して、日常的に当たり前だと思っていることを批判的に捉え「問題化」し思考できる能力を育成する。また多様なパートナーと積極的な「対話」を行うことによって自らが変容できる指導をさらに推進する。SGH研究指定の最終年度にあたり研究開発の総括を十分に行うとともに次年度に向けての課題を明確にする。
・・・・・・・・「問題化する力」「対話する力」「多様性を寛容する力」
(5)多様性を寛容し自他を大切にする態度を育成する指導
国際交流・異文化交流を積極的に行うことによって、多様な文化背景を持つ人々を尊重できる態度を育てるとともに、京都・日本の伝統と文化の魅力を感じとり、それを国内外に広く発信できる力を育成する。そのような指導を通していじめはもちろん、SNSをはじめネットを介した誹謗中傷は絶対許されない人権侵害であることを強く認識させる。
・・・・・・・・「多様性を寛容する力」「対話する力」