社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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4月17日(月)から3日間行われる17期生の学習合宿に向けたスタッフ活動と結団式の様子をお伝えします。
学習合宿のスタッフ活動は,西京高校におけるリーダー育成のキックオフ企画として行われるものです。この学習合宿スタッフは合格発表終了後の3月の入学予定者登校日に募集され(内進生は2月のオリエンテーション),本年度は96名のスタッフが集まりました。5つの部署;グループワーク部(以下GW部),交流部,広報部,生活部,内外融合企画部からなり,学習合宿を牽引・サポートをするためにそれぞれが主体性を持って仕事をします。さらには,各部署から2〜3名のディレクターを選出し,11人のディレクターが合宿の生徒運営スタッフとして活躍してくれています。GW部は主に,合宿中の総合学習の領域として行われるアイデア企画演習の授業運営をします。交流部は,合宿中の企画;バス内のレクリエーション,宿舎でのアイスブレイキング企画など,交流活動が円滑になるような企画を考案します。広報部はそれぞれの部署がどのような活動を行っているかの情報共有や,学年団の教員紹介ポスターを掲示するなどの広報活動を行います。生活部は主に合宿中のルールを徹底すべく,広く啓発活動を行っています。4月4日の本年度初登校日より放課後の時間を利用して,学習合宿のためのとても頑張ってくれています。
そのような中,4月12日(金)の1年生は終日の活動が学年行事に当てられています。1時間目の家庭科と理科の全体オリエンテーションが終わったのち,学習合宿の事前オリエンテーションおよび結団式が行われました。17日(月)から始まる学習合宿で行う授業が,高校での授業第1回目となります。
初めに,リーダーズ代表として1年1組石田さんより挨拶がありました。内進,外進問わず,そして合宿をよりよいものにするためには,リーダーとそうでない人も関係なく積極的にやっていくことが必要,とのお話がありました。
次に,生徒スタッフGW部からグループワーク,プレゼンテーションの仕方の説明がありました。「伝える」を「伝わる」に。「聞く」を「受けとる」に。ただ単に,発言しているだけ,聞くだけでは,議論は深まりません。グループワークを通して対話力を磨いていきましょう。
続いて,広報部からは,合宿宿舎でのホワイトボードの掲示と,本校6階の掲示物の紹介がありました。校長先生をはじめ1年担任団の先生方へのインタビュー結果が掲示されています。先生方の意外な一面を解説されています。生活部からは,合宿中のルール,点呼の仕方の確認がありました。当事者意識をもって各自行動していきましょう。
その後,全員でアリーナに移動し,点呼練習の後,交流部提案の企画がありました。その名も「部屋員と会おう!」です。学習合宿では,内外融合の部屋員構成となっていますが,まさにアリーナ到着のタイミングでその「部屋員」が発表されました。お互い知らないもの同士の中,アリーナで名前を呼び合い,自分のルームメイトを見つけるというおもしろ企画です。部屋員を見つけた生徒たちは歓声を上げ,なんとか全部屋部屋員と会うことができました。続いて,校歌指導がありました。合宿1日目の校長による「エンプラ魂」の講話の後に,ぜひ,練習の成果を披露してください。
午後からは結団式です。岩佐副校長からは,こんなお話がありました。いわゆる有名な大学に多くの先輩が行っているが,大学名ではなく,「自分のめざしたいところに進んでいる生徒がたくさんいる」ということを誇りに思う。そんな西京高校のキックオフである学習合宿ですが,3つの「君たちにやってほしいこと」というお話がありました。1. 「知らん顔をしない(当事者意識を持つ)」,2. 「規律正しく」,3. 「場と状況を理解する」です。生徒たちは,真剣な眼差しで岩佐副校長のお話をメモしていました。教育推進部長の岡本先生からは,「西京高校での学びについて」などなど勉強に対する姿勢,捉え方についてのお話がありました。最後に学年主任の上原先生からは,「何事も準備と練習が大事」というお話がありました。結団式終了後,6限には各クラスに分かれて,スタッフを中心としたしおりの最終読み合わせ。7限にはリーダー会議がおこなわれ,最終の確認を行いました。
いよいよ学習合宿です。長い時間をかけて準備をしてきた17期生のみなさん,中学生から高校生へ成長するための学習合宿での成果を期待しています!
写真上 アリーナにて内外融合企画
写真中 岩佐副校長のお話
写真下 上原学年主任のお話