社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1[MAPを見る]
TEL. 075-841-0010 FAX. 075-822-5702
京都市立西京高等学校 部・同好会活動運営方針
1.活動の在り方について
学校教育活動の一環として行われる部活動は,生徒の自主的自発的な参加により,スポーツや文化及び科学等に親しみ,体力の向上や健康増進,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養に資するものとする。また地域や学校の実態に応じ,地域の人々の協力や各種団体との連携を図るなど運営上の工夫を行うものとする。
2.活動方針
(1) 生徒は,興味関心に基づき,いずれかの部・同好会に参加することができる。
(2) 自分たちの部・同好会を自らの手で規律正しく運営することを学ぶ。
(3) 互いに連帯意識を高め,集団の一員として,ひいてはよりよき社会人としてふさわしい態度を身につける。
(4) 各人の特色や個性を生かし,礼儀正しい節度ある部・同好会にする。
(5) 上記の成果を学校生活や学業全般に反映させる。
3.部・同好会の設立等
(1)顧問のいない部・同好会は認めない。
(2)新しく設ける場合は,その責任者が部員名簿に設立の趣意書を添え,顧問を通して生徒自治会執行部に申し出て,生活指導部の許可を受けなければならない。許可されれば当分の間は同好会として活動が認められる。
(3)同好会を数年経て,常時十分な活動をしていると認められるものは,部として許可される場合がある。この場合,過去の実績を示す書類・部の目的・部活動計画・部員名簿を生徒自治会執行部に提出し,生徒自治会執行部及びクラス自治委員会の承認を得て学校の許可を受けなければならない。ただし,体育部にあっては,高体連の種目になければならない。
(4)部員のいない部・同好会はその年度休部とし,翌年さらにいない場合は廃部とする。
4.運営規定
原則平成30年10月に京都市が策定した「京都市立高等学校運動部活動ガイドライン」に準じる。
(1) 活動期間
・4月1日から翌年3月31日とする。
(2) 活動時間
・原則平日は3時間程度,土曜日・日曜日及び祝日や休業日は4時間程度とする。
活動は合理的でかつ効率的に実施する。
・行政機関及び高体連や高野連主催の公式大会に向けた休業日の練習試合については,
各競技の特性や試合時間等の違いもあることから,必要に応じて午前・午後に分け
てそれぞれ2時間程度の活動を認めることがある。ただし,常態化は認めない。
・長期休業中の練習については,休業日に実施する場合に準じる。その場合生徒・教
職員共に十分な休養を取れるよう,ある程度まとまった休養日を設けることとする。
(3) 休養日
・休養日は週当たり1日以上設定することとする。また,土・日曜日においては月当
たり2回程度の休養日を設けること目指す。
・公式大会や遠征等により4時間を超えて土・日曜日に活動した場合は,生徒の健康面や生活面,顧問の働き方等を考慮し,翌週かできるだけ近い期間にその分の休養日を取ることとする。
・休養日の設定については,生徒の心身の状態を的確に把握し,練習内容や種目の特
性,大会や発表会等の予定に十分考慮することとする。
(4) 活動計画
・各部活動ごとに年間及び月間計画を作成し,顧問から保護者に周知する。
ただし,1年間を試合期,充実期,休息期に分けて活動計画を立てるとともに,参
加する大会や発表会を精選する。
・下記の期間は原則活動を休止する。
1 定期考査1週間前から考査終了まで
2 学校閉鎖期間
※大会前や競技の特性,医科学的な配慮から上記の期間であっても活動を特別に
許可する場合がある。
5.安全管理と事故防止について
(1)安全管理
・校内施設,設備,用具等の定期的な安全確認を徹底する。
・複数の部活動が活動場所を共有する場合は,顧問間の連携により防球ネットの配置
など安全対策を講じる。
(2)事故防止
・生徒の発達段階や体力に係る疲労状況や精神的な状態を適切に把握し,無理のない
ように留意する。
・気候や気象の変化に適切に対応し,落雷や熱中症予防などの安全対策を講じる。
6.指導の在り方について 【京都市立高等学校部活動ガイドライン3-(6)に準じる】
(1)体罰,パワーハラスメント等の禁止
(2)スクールセクハラの防止
・教職員研修等を通じてSNS等による個別連絡の制限や個別指導などが適切に行わ
れるように未然防止に努める。
8.部費等
・部活動運営に必要な経費として部員から部費を徴収する場合は,あらかじめ保護者
に説明するとともに,年度ごとの会計報告を必ず行う。