社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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本校インターアクト同好会(以下,IACと略します)の生徒8名(今回の参加者は,高校2名,附属中学6名でした。)は,日頃から全面的に御協力をいただいております京都西ロータリークラブ様の御支援のもと,11月14日(土)・15日(日)の2日間,国際ロータリー第2650地区2015~2016年度「インターアクト地区大会」(奈良ロータリークラブ様が提唱しておられます「奈良市立一条高等学校IAC」がホストクラブとして企画・実施)に参加させていただきました。
初日は,一条高校を会場に,まずは「体験学習」(奈良の伝統品である握り墨・柿の葉寿司・奈良筆の製作体験)をさせていただきました。古都奈良の文化に触れ,日本の伝統について考える良い機会となりました。夕食の後,「アクターの集い」が行われ,ゲーム等を通じて福井・滋賀・京都・奈良のインターアクター達との交流を深めました。宿泊部屋も他校生と同じ部屋でしたので,大いに語り合うことができました。
2日目の午前は,奈良市立ならまちセンターを会場に,大会式典とオープンディスカッションが行われ,午後には一条高校の生徒の皆さん御案内のもと,ならまちを散策しながらのフィールドワークをさせていただきました。
午前のオープンディスカッションでは,「温故知新」をテーマに,4名のゲストの皆様[花山院弘匡様(春日大社宮司)・中野聖子様(NPO法人なら燈花会の会会長)・筒井寛昭様(東大寺第221世別当)・増谷浩様(奈良YMCA善意通訳ガイド情報部長)]それぞれのお立場からの,「奈良・日本文化とグローバル社会の関係,グローバル社会で活躍するための心構え」等のお話をまずいただきました。その後,参加アクターたちとの熱心なディスカッションが行われました。
午後のフィールドワークでは,初日の体験学習で製作した作品を奈良を訪れておられる外国人観光客の方々に差し上げ,英語で様々な質問をすることを通じて,日本文化を発信しグローバル社会に生きる人としての資質を高める体験をさせていただきました。また,ならまちの様々な魅力ある観光スポットを訪問し,日本の良さを再発見しました。
フィールドワーク終了後は「全体会議」を行い,それぞれの活動内容を交流してまとめとしました。
このような素晴らしい機会を御提供下さいました国際ロータリー2650地区のロータリアン・ローターアクターの皆様,そしてホストクラブとして御尽力くださいました奈良一条高校のインターアクターの皆様をはじめとする関係の皆様方に心から御礼申し上げます。
本校IACでは,これからも中高生が連携し合いながら,奉仕活動を通じた地域社会・グローバル社会への貢献を続けてまいりますので,今後とも,活動に御理解御協力と御支援を賜りますよう,よろしくお願いいたします。
[写真]
1枚目 アクターの集いの様子
2枚目 オープンディスカッションの様子
3枚目 興福寺でインタビューした外国人観光客との記念撮影