社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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金曜日の6・7限目の「エンタープライズII」(略称:EPII)の中で,クラスの枠を取り払ったゼミ(「総合理工」「教育人間学」等,7講座)ごとの教室に分かれて取り組んでいますSGHの「課題研究」。11月20日(金)は,「第2回ゼミ内中間発表会」を行いました。
今回の中間発表会は,ゼミごとに2つの会場(計14会場)に分かれ,それぞれ5グループずつが入り,各グループの持ち時間を20分以内と設定して実施しました。
20分のうち,「発表」には約10分間をあて,まず代表が論文全体の構成について説明を行い,次に個人担当テーマの設定理由や背景,問いに対する仮の答えやそれに至る道筋等の「各論」を一人約2分間程度で発表しました。
続いて6~7分間の「質疑応答」です。グループごとにレビューを担当する論文があらかじめ割り当てられており,各自が目を通して朱を入れた原稿を持ち寄っています。疑問点やアドバイスをそれぞれが考えてきており,割り当てられた論文については,必ず全員から質問をするというルールになっています。担当教員やティーチングアシスタント(大学生や大学院生です。以下,「TA」と略します。)からも質問やアドバイスがあり,「それぞれの論がどのように一つの論文としてまとまっていくのか」「根拠となる資料がもっとあると,より強い論になる」等といった,鋭い質問や的確なコメントが飛び交っていました。
今後は,この発表会でもらった質問やアドバイスを参考にしながら,教員やTAの指導・添削を受けつつ,個人及びグループで研究を進めていくことになります。
来年1月22日・29日に行われる「ゼミ内成果発表会」に向けて,後期中間考査(12月10日~15日)をはさんで設定されています,11月30日の論文一次提出(個人担当分)締切,1月12日の論文二次提出(グループ全体をまとめたもの)締切といったハードルを余裕を持って越えられるよう,それぞれで整理・再検討を着実に進めていって下さい。
今年度課題研究に取り組んでいる12期生は,SGH1期生です。生徒・教員・TAが試行錯誤をしながら創り上げていく”「答えのない問い」に挑戦する取り組み”・・・。生徒たちは,この研究を通して,確かな知識と教養を養い,物事を問題化する力や情報を活用する力を身につけていきます。
12期生の皆さん,「忙しい日々の中で12期生メンバーとともに真摯に取り組む過程そのもの」「知ること・発見することの喜び」をどうか楽しんで下さい。皆さんの成長に期待しています!