社会に羽ばたくグローバルリーダーの育成
エンタープライジング科
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11月25日(水)午前9時から午後1時まで,イーシュンジュニアカレッジの生徒・教員合わせて43名が国際交流を目的にシンガポールから来校されました。
イーシュンジュニアカレッジとは平成22年から相互交流をさせていただいており,今回が5回目(平成23年のみ震災などにより訪問がなかったため)の訪問受け入れとなります。
9時すぎから始まった今回の交流では,7階京一商西京メモリアルホールでの歓迎行事のあと,まずは1年7組の体育の授業に入っていただきました。この日は,「ソフトバレーボール」でイーシュンの生徒たちとゲームを楽しみました。通常のバレーボールとは違い,やわらかな軌道を描いてゆっくりとボールのやりとりが行われますので,リラックスしながらの試合運びとなりました。
次の時間は再びメモリアルホールに集合して,1年6組の生徒との交流授業です。
「EECI」という日本人教員とALTがTTで(通常は1クラスを2講座に分割して,それぞれを2人のぺアで)担当している英語の科目ですので,オールイングリッシュで行いました。
西京生とイーシュンの生徒3~4人ずつ計7~8人のグループを作り,まずは「Two Facts and One Lie(二つの事実と一つのウソ)」というゲーム式の自己紹介から始めました。
これは,自分に関する3つの情報(本当のこと2つ+ウソ1つ)を自己紹介として皆に伝え,聞いている側はどれがウソの情報なのかを当てるというものです。大きな笑い声が起こりながら,生徒たちはすぐに打ち解けていきました。
2つ目は,グループディスカッションです。それぞれ「学校生活」「食文化」「祭り」などのお題を与えられ,お互いの国のことをフリートーク形式で相手に紹介し,聞きながらメモ用紙に“共通点”と“違う点”とをまとめていきました。
最後は,プレゼンテーションです。グループの代表者2人が隣のグループに移動し,自分たちのグループで話し合われたテーマについて,相手のグループにプレゼンテーションを行います。
グループの中には「負けたら腕立て伏せ」の罰ゲーム付きでシンガポール式のゲームを行い,大いに盛り上がっているところもありました。
解散の合図の後もグループで記念写真や連絡先交換を行うなど,和やかな雰囲気でこの時間の交流を終わりました。
昼食は,来年3月に行う海外フィールドワークでシンガポールコースを選択し,同校訪問・交流を予定している生徒との交流を兼ねて,地下1階の食堂で召し上がっていただきました。両校生徒の挨拶と「いただきます」の後,イーシュンの生徒たちは食堂特製の定食を,西京の生徒たちは持参した弁当を前に,互いに向かい合って食事をしながら会話をするのですが,話に夢中になって箸がなかなか進まない様子でした。
食事後は再び7階のメモリアルホールに戻り,記念の集合写真を撮りました。その後も生徒たちは連絡先を交換したり,写真を撮りあったりと,予定の時間が過ぎても名残りが尽きない様子で,来年3月の再会を約束し,別れを惜しんでいました。
イーシュンジュニアカレッジの皆さん,有り難うございました。この後の御旅程が天候にも恵まれて素晴らしいものとなりますよう,祈念いたしております。また,有意義で貴重な経験となる両校間の交流を,今後とも続けていければと思います。
[写真]
1枚目
上段 歓迎看板と歓迎行事(記念品交換)
中段・下段 スポーツ交流
2枚目
上段 EECIでの交流
中段・下段 食事をしながらの交流
3枚目 全員での集合写真